更新日:2025.10.17
今回はN-VANの荷室にさまざまな本棚と、車内で本を読むためにあったらいいな!と思うアイテムをDIYして設置しました。目指すはN-VANの「図書館化」です。
このページでは、ミシンを使って作成する「吊るす本棚」・「座椅子」・「ピクニックシート」の作り方を紹介します。ぜひ真似して作ってみてください!
※寸法表記:W(横)、H(縦)
1. ループ側テープを縫い合わせる
純正オプション装備の「ルーフインナーサイドパイプ」を活用し、吊るす本棚を作成。
生地はAとBの2枚用意。Bのループ側テープを取り付ける位置にチャコペンなどで印を付ける。
印に合わせてループ側のテープをクリップで仮留めし、Aを裏返してBの上に乗せる。
AをBの表生地に縫い合わせる。テープを仮留めしているクリップは縫い合わせ位置の直前に取るとスムーズ。
Aを裏返して表面にし、縫い合わせる。
2. 上下のポールが入る部分を縫い合わせる
生地を裏返し、ペンでラインをひく。
下部から。印に合わせて2回折り返してループ状にし、10mm幅の部分にクリップで仮留めをしつつ縫い合わせる。
次に上部。同様に2回折り返してループ状にし、10mm幅の部分にクリップで仮留めをしつつ縫い合わせる。
Gフック側のテープを縫い合わせる(返し縫い)。位置は上から80mm。縫い合わせる際は10mm内側に折り込んでから。テープを縫い合わせたら、Gフックを取り付ける(写真上はGフック取り付け済みのもの)。
上下にポールを入れて、サイドの点線部分を10mm折り込んで縫い合わせる。ここまでできたら本の配置バランスを考える。
本の位置を決めたら、本のサイズから30mm大きくビニール生地をカット。
出し入れ口以外の3辺をコの字に縫い合わせて完成。
座椅子の中に入れるクッション材は、インフレータブルタイプのショート丈マットレスに設定。
1. チャコペンで印を付ける
黄色の点線部分に枠を描く。
青丸の位置、8カ所に小さく点の印を付ける。その点から内側60mmの位置からテープを縫い始めるため。
2. ポケットの準備
上下の辺をそれぞれ1cm折り、縫っておく。
3. テープを縫い合わせる
テープの端を点に合わせ、そこから生地中央に向かって60 mmの位置から縫いはじめる。まずは外側のみ。エンド部分も点から60mm手前でストップ。
ポケットをテープの端から80mmに配置し、今度はテープの内側を外側と同様に縫い合わせる。ここで縫う際の注意点は、縫い合わせるラインをペンで描いた内側のラインに沿わせること。これによりテープがたわみ、支柱を入れても空間に余裕ができる。
4. テープの中央付近を縫う
生地を半分に折って中心を出し、そこからテープの外側15mmに印を付ける。
印を基準に、赤線部分を返し縫いする(荷重がかかる場所のため)。
5. テープに支柱を入れて縫い合わせる
支柱をテープの中に差し込む。
テープの先を内側に30mm折り、縫い合わせる。
ポケットの下部を縫い合わせる。
5. Gフック側とループ側のテープを縫い付ける
生地の左右外側から270mmの位置、黄色丸の部分に印をつける。そこから内側に50mmのところにテープを配置する。クリップで仮留めしている側のテープは45°にカットしておく。
外側の縫い代を縫ってから270mmのラインに合わせて内側に折り、テープ部分と縫い合わせる。テープを挟んだ位置がずれないよう、クリップで仮留めしながら作業をする。
すべて縫い合わせた状態。
6. 生地を裏返して平ゴムを縫い付ける
生地を裏返す。
平ゴムを中央に配置し、生地を端から1cm内側に折って縫い合わせる。
7. テープの先を縫う。
ループ側は内側に10mm折り、さらに30mm折ってから返し縫いをする。
Gフック側は、10mm折ってからもう10mm折ってから返し縫いをする。これで作業完了。
2つの生地、裏面を外側にして縫い合わせる。3辺をコの字に縫ったら裏返す。
裏返したら同じ3辺をコの字に縫い合わせる。
残りの辺の生地を10mm内側に折り込んで縫い合わせて作業完了。