ソロキャンプのキッチン革命!
便利なテーブル一体型
キッチンツールボックス
更新日:2019.10.30

これ1つで調理台も収納もまかなえる、拡張テーブルを備えた木製キッチンツールボックスをご紹介します。クリアな窓が付いた愛らしいフォルムで見た目もオシャレ!ソロや少人数のキャンプにぴったりのコンパクトサイズなため、プライベート感を重視したキッチンを作りたい方にもおすすめです。
How to make -作り方-
材料

※寸法表記:W(幅)、H(高さ)、D(奥行き)、t(厚み)
- 【木材:ヒノキ】
-
- ■天板
- A. W420 × D90 × t12mm / 8枚
- ■側板①
-
- B-1. W420 × D30 × t12mm / 1枚
- B-2. W420 × D90 × t12mm / 3枚
- B-3. W300 × D30 × t12mm / 2枚
- ■側板②
-
- C-1. W420 × D60 × t12mm / 2枚
- C-2. W180 × D60 × t12mm / 2枚
- C-3. W300 × D30 × t12mm / 2枚
- ■側板③
-
- D-1. W336 × D90 × t12mm / 6枚
- D-2. W336 × D30 × t12mm / 2枚
- D-3. W300 × D15 × t12mm / 4枚
- ■底板
-
- E-1. W420 × D87 × t12mm / 4枚
- E-2. W348 × D30 × t12mm / 2枚
- ■台
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- F. W420 × D60 × t12mm / 2枚
- ■丸棒
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- G. W372 ×φ20 / 1本(天板の支え用)
- H. W140 × φ20 / 2本(取手用)
【その他の材料】

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- ・硬質塩ビ板(W310 × D200 × t2mm) / 1枚
- ・麻縄(φ9mm) / 1本
- ・長丁番 / 1個
- ・ダボ(φ6mm) / 12個
- ・ハンガーボルト(φ6mm) / 1個
- ・鬼目ナット(φ6mm) / 1個
- ・丁番 / 4個
- ・パッチン錠 / 1個
- ・ビラカン / 2個
- ・マグネットキャッチ / 1個
- ・チェーン(200mm) / 2本
【塗料】

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- ・水性ウレタンニス
工具

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- ・ノミ
- ・金槌
- ・ノコギリ
- ・六角レンチ
- ・木工錐
- ・チャック
- ・充電ドライバー
- ・差し金
- ・筆記具
- ・紙やすり
- ・クランプ
- ・スケール
- ・ボンド
図面
作り方
1.天板を作る


8枚の板Aを4枚ずつジョイントし、2つの天板を作る。側面に穴を開けたらダボを差し込み、ボンドで圧着する。

どちらか1つの天板に、B-1をボンドで圧着する。
こちらが本体の天板になる。

もう片方の天板には鬼目ナットを固定する。
こちらは拡張テーブルの天板になる。
2.底板を作る


E-1の側面をそれぞれボンドで圧着後、E-2をボンドで圧着。
3.側板を作る

底板と同様の要領で、側板をそれぞれボンドで圧着していく。側板①は、B-2の側面をそれぞれボンドで圧着後、B-3をボンドで圧着。

側板②は、C-1とC-2をボンドで圧着して枠を作り、C-3をボンドで圧着。

側板③は2組作る。D-1×3枚とD-2×1枚の側面をボンドで圧着後、D-3×2枚をボンドで圧着。もう1組も同様に作る。
4.台と丸棒の加工


台の板Fをそれぞれ、ノコギリでカットする。

Gの丸棒(天板の支え用)にハンガーボルトを取り付ける。

この丸棒は、拡張テーブルを使用する際に天板と接続して、テーブルの足に使う。
5.面を合体

2組ある側板③にそれぞれ、取っ手用の穴を開ける。

穴を開けたら、本体用(B-2を取り付けてある方)の天板をビス留めする。
※ビス留めはボンドで圧着後に行うこと。以下同。

ひっくり返して、底板をビス留めする。

台を組み立て、底板の下に固定する(台は脱着できる仕様なので、ボンド・ビス留めをしない)。

本体の天板と拡張テーブル用の天板を水平になるように長丁番でビス留めする。この際、拡張テーブル側の天板に丸棒(天板の支え用)を取り付けて作業すると水平を保ちやすい。
※天板のビス留めが完了したら、台と丸棒は取り外しておく。

底板と側板①の下部を丁番でビス留めする。

側板①の前面にパッチン錠をビス留めする。

側板①を開いて、チェーンを取り付ける。まずは側板③にチェーンをビス留めし、吊るした状態にしてから、側板①にビス留めをする。チェーンの長さは好みで調節を。

本体側の天板の側面と側板②を丁番でビス留めする。

マグネットキャッチは、まず鉄の丸プレート側を側板②にビス留め。底板用のマグネット側は、側板②の当たり具合を確認しながらビス留めをする。

取っ手用の丸棒Hに穴を開け、ロープを側板③と丸棒Hに通したら、先端を結んで固定する。ロープの長さはお好みで調節を。反対側の側板③でも同様に行う。
6.塗装、仕上げ

全体をやすりがけしたら塗装。
※塗装法は塗料の仕様に準じる。

塗料が乾いたら、側板②の内側から硬質塩ビ板をビス留めして作業完了。
- 監修:友松すのこ
撮影協力: 長瀞オートキャンプ場