サイドテーブルとして使用しても格好いい!
初めてでも簡単に作れる!
おしゃれなジャグスタンド

更新日:2021.10.20

手洗いや野菜洗い、調理用の水汲みなどで活躍するウォータージャグ。今回は、その置き場として使用するスタンドをDIYしました。

ジャグスタンドはおしゃれで機能的な市販品が多数販売されていますが、踏み台など安価なものでも代用ができますし、テーブルやベンチなどに置いてもさほど不便を感じないだけに、わざわざ購入するほどではない、と考えている方も多いはず。とはいえ、代用品だとどうしてもチープな印象を拭えず、見た目が美しくない。
そこで今回は、あまり手間を掛けずに作れて、なおかつ代用品では生み出せない格好良さを実現するジャグスタンドを考えてみました。

詳しい作り方や必要な材料は次のページでご紹介!
おしゃれなジャグスタンドの作り方

作業工程を極力シンプルにするために、折りたたみ式ではなく、複数の板パーツを組み合わせる組み立て式にしました。作業は一枚の合板に必要なパーツ分の台紙をスプレーのりで貼り付け、カットして塗装するだけ。台紙は当サイトでPDFを用意していますので、A3用紙にプリントアウトすればOK。採寸など下準備の必要もありません。とても手軽です。

カットする作業中は板に台紙を貼ったままでOK。迷うことなく、作業を進められます。

カットし終えたら、板から台紙を剥がして各所をやすりがけ。仕上げに好みのカラーに塗ったら作業は完了です。

パーツは脚部3枚、天板1枚の計4枚の板と固定用のナイロン平ベルト。それでは早速、組み立ててみましょう。

まず「2」に「3」を組み合わせます。

そこに「4」を組み合わせます。

組み立てた脚部の上に「1」を載せ、ナイロン平ベルトを穴に通して逆さまにします。ラダーロックでナイロン平ベルトのテンションをしっかりとかければ組み立て完了。慣れれば1分程度の作業です。

Completed -完成-

変則的な3枚の脚の組みにしたことで、横から見るといくつも線がクロスする独創的なフォルム。あんなに簡単だったのに、実にスタイリッシュで個性的なジャグスタンドになりました。脚は上部から下部の接地面に向かって広がり、安定感もしっかりと確保されています。

実際にキャンプで使ってみました。まずはオーソドックスなウォータージャグ仕様。ローチェアに座りながら使いやすい高さに設定しました。ロースタイルで、キッチンスペースの使いやすい場所にセットするのに適しています。

※使用したウォータージャグの参考サイズ:約25.4×25.4×30.2(h)cm、容量:約3.8L。
※チェアとしての使用は想定していないため、人が座るのはNGです。

ウォータージャグだけではなく、サブテーブルとしても活躍します。持ち運びがしやすいため、ローチェアの横にちょこんと置いても便利!

このようにアンティーク調ランタンを載せるのも独特の雰囲気が醸し出せていいですね!

持ち運び時には4分割にした板を重ね、ナイロン平ベルトとラダーロックでこのように固定できます。この薄型収納&コンパクトなサイズ感は、車載がしやすいですね。

作業工程が少なくとても簡単に作れて、組み立て・片付けも簡単、個性的なフォルムながら主張しすぎないサイズ。どれもがバランスよく整ったアイテムが完成しました。
このジャグスタンドはDIYが初めての方には特におすすめです!カラーをアレンジして、ぜひ自分だけのお気に入りを作ってみてください。

今回DIYしたギアの作り方はこちら