テント泊も!車中泊も!
キャンプレポートin MotoGP™

更新日:2025.11.28

世界最高峰のレースの熱気と、アウトドアの開放感が溶け合うイベント。

モビリティリゾートもてぎで開催された2025 FIM MotoGP™ 世界選手権シリーズ 第17戦 MOTUL 日本グランプリには、昼はエンジン音に心躍らせ、夜はテントや車で語らいを楽しむキャンパーたちの姿がありました。

ヨーロッパでは定番となった“レースとキャンプ”の週末。
日本でも「MotoGP™ OVER NIGHT SQUARE」に集う人々が、それぞれのスタイルで夜を楽しんでいました。

その空気と時間を、Hondaキャンプが取材しました。

MotoGP™ 日本グランプリとは?

MotoGP™は、世界で一番速く走れるライダーとバイクを決める世界最高峰のレース。
MotoGP™ 日本グランプリ、今年は2025年9月26日(金)~28日(日)に、モビリティリゾートもてぎで開催されました。
https://www.mr-motegi.jp/motogp/

人の数だけ、キャンプのスタイルがあるテント泊/車中泊の楽しみ方をレポート!

MotoGP™日本グランプリ@モビリティリゾートもてぎの会場にいらしていたお客さんで、長年のMotoGP™ファンから、子どもと一緒にキャンプを楽しむファミリーまで、個性豊かなこだわりあふれる4組のキャンプスタイルをご紹介します。

人生を、ゆったり楽しむ。快適さを追求した「オヤジキャンプ」の流儀

MotoGP™観戦歴10回というマヅマさん。PCXやFTR223などでソロキャンプも楽しむこともあるそうですが、今回は愛車STEP WGNで来場(STEP WGNはもう3台乗り継いでいるとか!)。

今回のキャンプのこだわりは「やりすぎない」こと。広々とした空間ですが、設営は1時間、撤収は2時間で済ませられるのだそう。

「夫婦ふたりで休暇として来ているので、こだわりすぎて疲れないようにしています。テントは立ったままでの動作ができるくらいの高さがあるほうが楽です。年を取ったら低いテントでは着替えづらいからね(笑)」。
「かっこよさより快適性を優先するのが“オヤジキャンプ”!」とその流儀を語ってくれました。

食事はマヅマさんの担当。この日はキムチ鍋を調理していました。「気温が下がる今の時期は、切って煮込むだけの鍋物が最高!」なのだそうです。その隣では、奥様が漫画を手に取り、ゆったりとした時間を過ごしていました。

自由に過ごしながら、ゆるやかにつながり合う時間。長く連れ添ったおふたりだからこそ生まれる、快適さとゆとりに満ちたスタイルでした。

子どもも大人も夢中になれる。家族みんなで楽しむキャンプ

家族でキャンプしながら MotoGP™を観戦するようになって5年目のナカツさん。

当選した区画の図面を見ながら、パパが毎年設計するこだわりの空間です。家族4人でも広々と楽しめるような工夫が凝らされており、「参加するごとに道具が増えてしまいます」と笑いながら、ご家族のためにカスタマイズするキャンプを楽しんでいる様子がうかがえます。

かわいい電飾付きのタープの下が家族の食事スペース。その奥の四角いテントにはプロジェクターを設置し、中で映画を楽しめるようにしているのだそう。

「私がもともとMotoGP™が好きだったことがきっかけでキャンプをするようになりました。ここだとレースでバイクの走行音もあって、まわりもにぎやかですし、子どもたちがふざけて遊んでいても気にならず、のびのび過ごせます。家族みんなで楽しめる環境が嬉しいですね。今後も毎年の行事にしたいです」と、MotoGP™ならではの開放的な雰囲気を満喫していました。

子どもたちの笑い声とエンジン音が響くキャンプサイト。大人も子どもも思いきり楽しめるスタイルでした。

気分もキャンプギアも軽やかに。シンプルを極めた車中泊スタイル

MotoGP™観戦歴トータル10回以上のささじまさん夫妻は、以前はテント泊でしたが、FREEDを購入したのがきっかけで車中泊をするようになったそう。

会場ではテント泊だけでなく車中泊の方も多く見られました。
「このクルマはシートがフラットになるうえに、エアマットを敷けばさらに快適に寝られるので、車中泊をすることが増えました」と、さきじまさん。

奥様が「作ってもらって本当に良かった!」と喜ぶのは、後部に取り付けられた可動式のボード。これは、車内を快適にするため工夫したもので、手荷物を置いたりテーブルとして使えたりと重宝しているそうです。

車両の隣に設置したテントは着替え用。小さなテントですが高さがあって、あるのとないのとで快適性は雲泥の差!

荷物を最小限にすると、広いスペースが必要ないので、キャンプ場所の自由度がぐっと広がります。設営も手早く済むので、そのぶん好きなことに使える時間が増えるのも魅力です。

ささじまさんは愛機CB400に最低限の荷物を積んでソロキャンプをすることが多いそうですが、今回は夫婦ふたりで楽しめて、シンプルかつ快適な車中泊スタイルを満喫されていました。

父から子へ受け継ぐ、Hondaスピリット。二輪のお祭りに相棒と参戦!

MotoGP™観戦歴10年のさかたさんは、Hondaファンのお父さんとお母さんと一緒に参加。

サイトのなかで、3人がおそろいのところで話を伺うと、父子のおふたりには「二輪のお祭りだからこそ、自分のバイクで走って行きたい!」という強い思いがあったそうです。そんな愛車はサイトから見える場所にパーキングされていて、さかたさんは元々はお父さんが乗っていた愛車CB400 SUPER FOUR(HYPER VTEC Revo)、一方お父さんはCBR1000RR Special Edition(レプソルカラー)でいらしていました。

バイクでの来場ながら、大きなタープとテントの本格スタイル!実はキャンプ用品はお母さんがクルマで荷物を運んできてくれたそうで、ご自身とお父さんがバイクで来場するという理想が、ご家族の協力で実現されています。

タープの下にさりげなく置かれた折り畳みチェアにご注目! 応援しているライダーのサインの入ったチェアにさりげなく置かれた帽子は、イベントでゲットしたお気に入りの逸品。Hondaとバイク愛、そして家族の絆を感じるスタイルでした。

電気もギアも、つめこんでN-VAN e: ならではのさまざまな使い方をご紹介!

「MotoGP™ OVER NIGHT SQUARE」会場では、電気自動車×アウトドアのさまざまな使い方を提案。その様子を紹介します。

コンパクトでも広々、車中泊仕様

こちらは、車中泊仕様の N-VAN e: 。
コンパクトなサイズ感ながら、開口部にピラーがないため、ドアを開けると驚くほどの開放感。荷物の出し入れもスムーズです。助手席を倒せば、約2メートルのフラットなスペースが出現。これなら大人でもストレスフリーで快適な車中泊空間になりそうです。

テールゲートを開けると、荷台から天井まで高さがあり、荷物の積み降ろしはもちろん、車内への出入りもラクラク。

さらに、収納やハンガーとして使える テールゲートバーなど、ディーラーオプションを組み合わせて、自分らしい空間に仕上げられるのも魅力です。

たとえば旅の途中でひと息つきたいとき。ドアを開ければ開放的な空間が広がり、フラットにした車内に腰をおろして、外の空気を感じながらゆったり休む──そんな使い方がよく似合います。

リモートワークや趣味の作業を楽しめるノマド仕様

もうひとつ注目を浴びていたのが「ルーモビキット」を活用した「どこでもオフィス」=「ノマド」仕様。

車内に折りたたみ式のチェアとテーブルを設置すれば、まるで小さな書斎のような空間に。
しかも工具いらずで、10分ほどで完成するという手軽さも魅力です。

※「ルーモビキット」は A-Collect ブランドとして、ホンダアクセスで取り扱い中。
A-Collect|Honda Access|Honda公式サイト

会場のお客さんからは「急なオンライン会議が入っても、いつでもどこでも仕事ができるのは魅力的」「移動した先でもクルマでパソコンを充電できるのは心強い」と、感心の声が上がっていました。

外の空気を感じながら、車内でPCを広げてメールをチェックしたり、趣味を楽しんだり──。
EVならではの電源供給を活かせば、静かな森の中でも仕事も創作も自分の好きなタイミングでできます。

「もしこの車が自分の相棒だったら、週末の過ごし方が変わりそうだな」
そんな想像が自然と膨らむ展示でした。

クルマの電気で、カフェ運営も!?Hondaキャンプも電気自動車カフェを出店

最後に、私たち、Hondaキャンプも参加して、N-VAN e: でカフェを出店。以前Hondaキャンプで製作したカウンターを活用して、N-VAN e: をカフェ仕様に仕立てました。

N-VAN e: カフェは、提供したコーヒーをつくるエスプレッソマシンや照明などのすべての電力をN-VAN e: からの供給でまかないました。
※N-VAN e: に「Power Exporter e: 6000」をつないでいます。

会場のお客さんからは「電気自動車の電力だけでカフェが運営できるなんて驚いた」「防災グッズとしても非常に役立ちそう」といった声が聞かれました。

N-VAN e: 展示ブースでは、車中泊はもちろんのこと、電力を利用することで、より快適、より便利なだけでなく、豊かで楽しい時間が生まれることを感じました。

EVがつくる、新しいアウトドアのかたち。電気自動車があったら、皆さんはどんなアウトドアを楽しみますか?

さいごに!

MotoGP™の会場では、レースの熱気とともに、“レース×キャンプ”という新しい楽しみ方が少しずつ広がっていることを実感しました。

エンジンの響きとテントの灯りが同じ空の下にある──そんな週末の光景に、キャンプの自由さを改めて感じます。

Hondaキャンプはこれからも「どこまでキャンプを楽しめるか?」を合言葉に、自由な移動の楽しさと、外で過ごすよろこびを伝えていきます。

今回取材したイベント

MotoGP™ OVER NIGHT SQUARE
https://www.mr-motegi.jp/motogp/overnight-square/

※このコンテンツは、2025年9月の情報をもとに作成しております。
※お出かけ前に最新の情報をご確認ください。

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