米ドル建てグリーンボンド(無担保普通社債)の発行を決定

~環境への取り組みを加速~

 Hondaは、「環境負荷ゼロ社会」の実現に向けた取り組みの中で、資金使途を環境事業※1に限定する米ドル建てグリーンボンドを、総額27.5億米ドル発行することを決定しました。グリーンボンドの発行は、当社として初めてとなります。

 Hondaは1948年の創業以来、「人や社会の役に立ちたい」「人々の生活の可能性を拡げたい」という想いを原点に、企業活動を行っています。今後、社会が変化していく中、Hondaは、提供していくべき価値を、「地球環境への負荷をなくすこと」「尊い命を守る安全を達成すること」の2つと考え、「環境」と「安全」に徹底的に取り組んでいます。「環境」においては、2050年に、Hondaが関わるすべての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量、実質ゼロ)を目指しています。

 今回のグリーンボンドで調達する資金を、EVやFCVといったゼロエミッション車の開発等に充当することで、「環境負荷ゼロ社会」の実現に向けた取り組みをさらに加速させていきます。

グリーンボンド 概要

発行体 本田技研工業株式会社
発行年限 3年/5年/10年
発行額

合計27.5億米ドル
<3年:10億米ドル、5年:10億米ドル、10年:7.5億米ドル>

資金使途 サステナブル・ファイナンス・フレームワーク※2記載の適格グリーン事業区分を満たす事業
(EV、FCVなどのゼロエミッション車の車両およびバッテリーを含む構成部品の開発・製造等)

サステナブル・ファイナンス・フレームワーク(※2)記載の適格グリーン事業区分を満たす事業

当グリーンボンド発行にあたっては、サステナブル・ファイナンス・フレームワーク(以下、本フレームワーク)を設定するとともに、独立した外部機関であるVigeo Eirisから、本フレームワークが国際資本市場協会(ICMA)が定める、グリーンボンド原則 2021、ソーシャルボンド原則2021およびサステナビリティボンド・ガイドライン2021に適合している旨の、セカンド・パーティー・オピニオンを取得しています。

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