小川友幸選手が全日本トライアル選手権で9年連続11回目のチャンピオンを獲得

 11月13日(土)に愛知県のキョウセイドライバーランドにて開催された、「2021 MFJ 全日本トライアル選手権シリーズ 第3戦 中部大会」で、「RTL300R」を駆るTEAM MITANI Hondaの小川友幸(おがわ ともゆき)選手が、国際A級スーパークラスで9年連続のチャンピオンを獲得しました。

※ MFJとは、Motorcycle Federation of Japan(一般財団法人 日本モーターサイクルスポーツ協会)の略称

小川友幸選手
小川友幸選手
小川友幸選手とRTL300R
小川友幸選手とRTL300R

 今シーズンの小川友幸選手は、開幕となった4月の九州大会と5月の関東大会で2連勝を飾りました。その後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により計3戦が中止となり、再開された10月の第7戦東北大会でさらに連勝を伸ばしました。そして、11月13日に代替え開催された第3戦の中部大会で見事4連勝を決め、チャンピオン獲得となりました。
 この結果、小川友幸選手は国際A級スーパークラスで、自身が持つ記録を更新する9年連続チャンピオンを獲得するとともに、同クラスで通算11回目のタイトルを手にしました。

TEAM MITANI Honda 小川友幸

「新型コロナウイルスの影響によるシーズン途中での5カ月の中断を経て、これまでの4戦を全勝でチャンピオンを獲ることができました。応援本当にありがとうございました。しかも、私にとって公式戦では初となるオールクリーンによってチャンピオンを決められたことが本当に嬉しいです。明日あと1戦残っていますが、しっかり走り切り、シーズン全勝というさらなる目標に向けてチャレンジします。応援ありがとうございました。引き続き応援よろしくお願いします」

TEAM MITANI Honda監督 三谷知明

「今シーズンは開幕2連勝と好調なスタートが切れました。その後の3戦が中止となり、10月の第7戦まで長いブランクの間での、けがやコンディションの維持を心配していました。しかし、自身初のオールクリーンでの優勝で、見事9年連続チャンピオンを獲得してくれました。これも小川選手の高い集中力とコンディション作りの成果の賜物で、今が最強ではないかと思います。チームを支えてくれたスポンサーをはじめ、大勢のトライアルファンに深く感謝いたします。小川選手には来シーズン節目の10連覇と史上最多12回目のタイトル獲得を目指し、大胆かつ繊細な走りでファンを魅了してもらいたいと考えています。来シーズンも応援をお願いいたします」

小川友幸選手のプロフィール

生年月日
1976年10月4日(45歳)

出身地
三重県

主な戦績
MFJ全日本トライアル選手権シリーズ
1992年     国際B級 チャンピオン
1993年     国際A級に昇格 2位
2007年     国際A級スーパークラス チャンピオン
2010年     国際A級スーパークラス チャンピオン
2013年~2021年      国際A級スーパークラス チャンピオン