ニュースリリース

2018年02月22日ニュースリリース

「HondaJet」が2017年通年でカテゴリートップのデリバリー数を達成

Hondaの航空機事業子会社のホンダ エアクラフト カンパニー(本社:米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市 社長:藤野 道格)は、現地時間2018年2月21日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

 Hondaの航空機事業子会社であるホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company 以下、HACI)は、「HondaJet」の2017年暦年(1月〜12月)におけるデリバリー数が43機となり、小型ジェット機カテゴリーにおいて第1位※1を獲得したことを発表しました。2017年上半期(1月〜6月)※1に続き、通年でもデリバリー数において世界トップを達成しました。

HondaJet

HondaJet

 2015年12月に米国連邦航空局(Federal Aviation Administration)から型式証明を取得したHondaJetは、2015年から2017年にかけて欧州、カナダやブラジルなどでも型式証明を取得。さらに2018年1月には中国におけるディーラーが稼動を開始したほか、フランスのエアタクシーサービス提供会社のWijet S.A.(本社:フランス・パリ 社長:パトリック・ハーセント)から16機のオーダーを受けるなど、今後もHACIはより一層、事業を拡充させていきます。

 HondaJetは、主翼上面のエンジン配置(Over-The-Wing Engine Mount)形態や自然層流翼型、一体成型複合材胴体などのHonda独自開発技術により、クラス最高水準の最高速度、最大運用高度、上昇性能、燃費性能、静粛性および室内サイズを実現※2、これまで13区間において、最短飛行時間記録※3を更新するなど、優れた実用性能を備えています。

ホンダ エアクラフト カンパニー社長 藤野 道格のコメント

「多くのお客様から、HondaJetの性能、快適性、使い勝手の良さやビジネスジェット機としての完成度の高さなどに対して非常に高い評価が得られていることをうれしく思います。HondaJetは、先進機能を搭載したスポーティーな航空機で、例えるなら空飛ぶスポーツカーと言えます。今回の最多デリバリーの達成に関し、HondaJetを購入してくださったすべてのお客様に感謝したいと思います。今後もビジネス航空の世界で新たな価値を創造していきます」

  • ※1General Aviation Manufacturers Association(GAMA)調べ
  • ※2Honda調べ 小型ジェット機として
  • ※3Fédération Aéronautique Internationale(FAI)調べ

ホンダ エアクラフト カンパニー(Honda Aircraft Company,LLC) 概要

設立

2006年8月

出資形態

American Honda Motor Co., Inc. 100%出資

代表者

社長 藤野 道格(ふじの みちまさ

所在地

米国ノースカロライナ州グリーンズボロ市