Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:神子柴 寿昭)は、2016年7月11日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。
<ご参考>
Honda Silicon Valley Labo内にある、アプリ開発スタジオ「Honda Developer Studio」※1は、カリフォルニア州サンフランシスコにて7月15日(金)、16日(土)に開催される「Shape:An AT&T Tech Expo」内のコンテンツであるハッカソン※2にて、Robot Operation System(以下、ROS)対応のApplication Program Interface(以下、API)を搭載した、遠隔操作可能なパーソナルモビリティ「UNI-CUB(ユニカブ)」※3を公開します。
今回のROS対応API搭載UNI-CUBは、人が乗っていない状態でも、遠隔操作でスピード調節や前後左右、斜めの動きを可能とした「乗れるIoT※4」として、人との調和を目指すパーソナルモビリティの持つ、新たな可能性の拡大を目指しています。
ハッカソンでは、世界中から集まったソフトウェア開発者がUNI-CUBを遠隔操作し、柔軟なアイディアをもとに、各自のソフトウェア開発技術を競い合います。開発者たちは24時間の制限時間内にUNI-CUBを使っての動作検証も含め、ユニークで面白いアプリやソフトウェアを構築し、審査員の前でアイディアを発表します。ハッカソン開始時刻は、米国西海岸7月15日の午後6時です。
「さまざまな活用イメージを考え具現化するハッカソンで、UNI-CUBを題材に驚くようなアイディアや技術が新たに創出されることを期待しています。Hondaが目指すモビリティの夢とグローバルに広がる異業種とのコラボレーションを通じて、広く知識や技術を共有することで、Honda独自技術の応用に新しい進化をもたらすことが可能になると信じています」