McLaren‐Honda(マクラーレン・ホンダ)は、FIA※1フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)への登竜門と呼ばれる「GP2シリーズ」※2に今年も参戦する松下信治選手(エーアールティー・グランプリ<ART Grand Prix>)が、McLaren‐HondaのF1テスト兼開発ドライバーとして新たにチームへ加わることを決定しました。
松下選手にとって2年目となる「GP2シリーズ」への参戦に加え、今回決定したF1テスト兼開発ドライバーとしての新たな活躍の場を広げることは、「マクラーレン・レーシング(McLaren Racing)」と協調したプロジェクトであり、モータースポーツ界で活躍する若手ドライバーの発掘・育成を目的に、Hondaが展開するプログラム「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」の一環です。
「昨シーズンのGP2シリーズ参戦は初めての海外レースとなりましたが、日本で培った、Hondaのプロジェクトをはじめとした経験が活かされたと思っています。今回、名門チームであるMcLaren‐Hondaの一員になることができ、とてもうれしいです。幼い頃からずっと憧れていたF1の世界に足を踏み入れることは、私にとって大きな意味を持ちます。テスト兼開発ドライバーは、シミュレーターなどを通じ、必要なデータを収集し、マシン開発やレースドライバーのマシンセットアップに活かす役割を担っているので、McLaren‐Hondaの戦力となるべく、全力を尽くします。また、今シーズンのGP2での目標はタイトル獲得です。F1ドライバーになる夢に向かって着実に前進し、将来は世界で活躍するトップドライバーになりたいです」
1993年10月13日
埼玉県
全日本カート選手権KF1 7位
全日本カート選手権Super‐KF 3位
鈴鹿サーキットレーシングスクール・フォーミュラ(SRS-F)首席卒業、スカラーシップ獲得
フォーミュラチャレンジ・ジャパン チャンピオン
全日本F3選手権 5位(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
全日本F3選手権 チャンピオン(Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト)
GP2 総合9位(1勝、2位:1回、3位:1回)