株式会社ホンダ・レーシング(以下HRC)は、FIMロードレース世界選手権MotoGPクラスの2013年チャンピオンで、現在ワークスチームの「レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team)」から参戦中のマルク・マルケス選手(21歳、スペイン出身)と、Hondaワークスチームのライダーとして、2015年からの2年契約を更新しました。
マルク・マルケス選手は、2010年にロードレース世界選手権125ccクラス(現Moto3クラス)でチャンピオンを獲得し、2012年はMoto2クラスでチャンピオンを獲得。レプソル・ホンダ・チームから最高峰クラスのMotoGPクラスにデビューした2013年は、史上最年少となる20歳266日という若さでチャンピオンを獲得しました。今シーズンは、開幕以来4戦すべてにおいて優勝をおさめ、年間ポイントは現在総合1位です。
「この度、HRCとの契約更新を発表できることを非常にうれしく思います。レプソル・ホンダ・チームの一員になることは私の夢で、それが1年半前に実現しました。昨シーズンはとても忙しく過ぎていきましたが、MotoGPクラス挑戦の初年度にチャンピオンを獲得するという、もうひとつの夢が達成できるとは思っていませんでした。Hondaの一員でいることは私にとって大変光栄であり、そして今後の2シーズンもこのチームで走り続けることができることに感謝しています」
「マルク・マルケス選手を今後の2シーズンにわたり、ワークスチームのライダーとして迎えられることに満足しています。今回早いタイミングで契約を発表できたのは、マルケス選手とHondaの双方が、ひとつのチームであり続けたいと強く望んでいたからです。彼はまだまだ伸び盛りのライダーですが、マシンの状態に合わせて走ることと、一戦ごとに学習していく能力は人並み外れて優れており、今シーズンも幸先のいいスタートを切っています」