ニュースリリース

2013年11月20日ニュースリリース

第43回 東京モーターショー2013 専務執行役員 日本営業本部長 峯川尚 挨拶内容

 私からは、国内事業について、お話させていただきます。
 まず、四輪ビジネスですが、お蔭様でN-BOXは2012年度通期及び、2013年度上半期においても、軽自動車販売でNo.1を獲得できました。
 そして、2年前の東京モーターショーでお披露目しましたNシリーズは、今や日本のビジネスを支える「柱」に成長しました。

 本日は、そのNシリーズ第4弾となる、これからの軽自動車のベーシックカー「N-WGN」をご紹介します。この「N-WGN」は、軽の常識を超え、広さや安全性、走りなどお客様の期待を大きく超えるすべてを「ハイバランス」させた軽乗用車です。軽ハイトワゴントップの室内空間を実現し、使い勝手も格段に向上しています。11月22日より全国のHonda Cars店にて発売します。これにより、国内の軽事業をさらに磐石なものにしていきます。

 一方、軽以外のラインアップについても強化を進めています。
 9月にフルモデルチェンジした「フィット」は、大変順調なスタートを切っています。

 そして、本日は、Hondaが提案する新世代のクルマ「ヴェゼル」を世界に先駆け、ここ日本でお披露目します。この「ヴェゼル」は、ジャンルの枠を超え、SUVのもつ力強さ、クーペのあでやかさ、ミニバンの使いやすさなど、多面的価値を高次元で融合し、新しいクルマのカタチを提案します。日本においては、12月19日発表、20日発売を予定し、ハイブリッド車、ガソリン車2タイプに、それぞれFF車、4WD車を揃えます。今後、「ヴェゼル」を皮切りに、日本で新たな市場を切り開いていきます。

 さらに2014年春には、新しいコンパクトクラスのハイブリッドセダンを投入します。また、2014年秋には、SPORT HYBRID SH-AWD®(Super Handling - All Wheel Drive)を搭載した「LEGEND」を投入します。6月に発表しましたアコードバイブリッドと合わせ、国内では、全モデルに、それぞれのクラスに最適なハイブリッドを搭載し、アース・ドリームス・セダンシリーズとして強化していきます。

 さて、Hondaの原点である二輪ビジネスについては、今年は合計18車種の市販予定モデルを出展し、各ジャンルでラインアップの強化をはかります。

 本日は、ワールドプレミアとなるストリート・マッスル・クルーザー、新型「GOLDWING F6C」をお披露目します。この「GOLDWING F6C」は、Honda独自の1800cc水平対向6気筒エンジンを採用しています。特に、力強く堂々としたスタイリングは、圧倒的な存在感と所有する喜びを高めていただけるものと確信しています。

 また、CBブランドをさらに強化すべく、トラディショナルなイメージをさらに深めたCB1100EX、先進性を際立たせたCB1300 SUPER FOUR、CB1300 SUPER BOL D'ORなどを順次投入します。

 この他に、Hondaならではの、新感覚クルーザー「CTX1300」、新開発4気筒エンジン搭載のスポーツモデル「CB650F」、「CBR650F」など、意欲溢れる商品を投入します。

 一方、コミューターでは、新型スクーター「Dunk」を投入します。これは、新開発 水冷50ccエンジンを搭載し、若い人たちを中心に幅広い層をターゲットにした、乗って楽しい、利便性に大変優れたモデルです。

 最後に、二輪車市場の再活性化についてお話します。世界で最も販売されている二輪車は、日本の原付二種に相当する125ccクラスです。四輪との混合交通にも無理なく追従出来る性能と、スケールメリットによる低価格が魅力です。この125ccクラスが属する日本の原付二種の運転免許取得が、今までよりも容易になれば、お客様の利便性向上と市場の活性化につながると考えています。交通安全やマナーアップ向上に取り組みながら、二輪車の利用環境改善に向け、行政機関と一体になって、取り組んでいきます。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

 Hondaは、楽しさに満ちあふれた、「枠にはまらない」、独創のモビリティーをお客様にお届けしていきます。

 本日はありがとうございました。