Hondaは、本日、埼玉製作所寄居工場(埼玉県大里郡寄居町)のオープンハウスを実施しました。オープンハウスには上田 清司(うえだ きよし)埼玉県知事をはじめ、地元および政府関係者、お取引先様などをお招きし、Hondaからは代表取締役社長執行役員の伊東 孝紳(いとう たかのぶ)などが出席しました。
このオープンハウスでは、人と環境に配慮した「環境負荷の小さい製品を最も環境負荷の小さい工場で作り出す」というコンセプトのもと、世界トップクラスの省エネルギー工場を目指した最先端の生産技術と高効率な生産体質を構築した工場を、初めて公開しました。
革新技術を投入し、世界中のHondaの工場をリードしていくこの寄居工場では、新型「フィット」を皮切りに、今後発売予定の小型SUVや小型セダンなど、グローバルコンパクトシリーズを集中生産することにより、さらに高効率な生産体制を構築していきます。
そして、寄居工場で培われる技術やノウハウは、今後立ち上がる予定のメキシコ、中国、ブラジルなどの新工場へ展開していき、世界中のお客様のニーズにあった商品を、早く、安く、低炭素で、お届けしていきます。
高速サーボプレス成型と高速チェンジ化により、業界トップクラスのショット数を実現したことにより、従来技術に比べ約40%の効率向上
生産設備を軽小化することで、設備投資のミニマム化とグローバル展開
重量物作業の削減や取り付けの精度アップ、省人化を作業の自動化によって実現
Honda S.E.塗装(Honda Smart Ecological Paint)の採用
国内初※となる水を使わずに炭酸カルシウムによる塗装ミストの吸収除去を実現したバンパー塗装工程
FEMS(工場エネルギーマネジメントシステム)による、エネルギー使用状況の見える化
取引先との協力で工場内加工による、物流効率の大幅改善
埼玉県大里郡寄居町大字富田2354番地
約95万m2(緑地28万m2を含む)
25万台/年