ニュースリリース

2011年10月03日ニュースリリース

新型4ストローク船外機「BF250」をジェノバ国際ボートショーで発表

~クラストップの低燃費と高い動力性能を両立~

Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッド(本社:バークシャー州スラウ 社長:西前 学)は、2011年10月1日に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaの英国現地法人であるホンダモーターヨーロッパ・リミテッドは、クラストップ※1の低燃費と高い動力性能を両立した4ストローク船外機「BF250(250馬力)」を、2012年初頭より欧州で販売します。

 新型4ストローク船外機「BF250」は、「BF225(225馬力)」をベースに、新設計の3.6L V6エンジンと、船外機としては世界初※2の技術となるダイレクト吸気システムを組み合わせることで高出力化を達成するとともに、中・大型船外機で好評の「BLAST」※3の採用により、中低速域における優れた加速性能を実現しました。
 また、「BLAST」による優れた動力性能に加え、O2センサーを搭載した「電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)」※4の採用により、クルージング時におけるリーンバーン(希薄燃焼)制御※5を可能とし、クラストップの低燃費を実現しました。
 デザインは、船舶への搭載性に優れたスリムでコンパクトな独自の船外機デザインである「ウイングフォルム」を採用するとともに、Honda船外機シリーズのフラッグシップモデルを象徴する「パワーインテーク(Power Intake)」デザイン※6を採用。カラーリングは澄んだ水をイメージし、Honda船外機の高い環境適合性を表現した新色の「アクアマリンシルバーメタリック」を採用しました。

新型4ストローク船外機「BF250」の主な特長

  • 1)新設計3.6L V6エンジンの搭載に加え、出力向上に不可欠な吸気温度の低減を可能にしたダイレクト吸気システムを採用
  • 2)中・大型船外機で好評の「BLAST」機構の採用により中低速域における優れた加速性能を実現
  • 3)リーンバーン(希薄燃焼)制御(ECOmo※7)によってクラストップ※8の低燃費を実現
  • 4)新設計大型ギアケースの採用によりクラストップレベルの最高速と耐久信頼性を実現
  • 5)クラストップ※9のバッテリー充電性能(60アンペア)に加えて、アイドル時にバッテリー充電出力が必要な時は最大40アンペアまでの充電出力を可能とするなど、多彩な船舶機器搭載に伴う消費電力の増加に対応
  • 6)米国船舶用電子機器協会(NMEA:National Marine Electronics Association)が定める船舶用電子機器の統一通信方式NMEA2000対応により、多様な船舶用電子機器との接続を可能とするなど、充実装備とともに多様な用途に対応
  • 1・2・8・9 2011年9月末現在 Honda調べ
  • ※3急加速時に燃料供給量と、それに連動した最適な点火時期を制御することでトルクを増幅するシステムでHonda独自の加速性能向上技術。「BLAST」:英語の爆発的・痛快な(加速)の意味とBoosted Low Speed Torqueを合わせた呼称
  • ※4「PGM-FI(Programmed Fuel Injection)」は、Hondaの登録商標
  • ※5O2センサーで排出ガス中の酸素濃度からエンジン内の燃焼空燃比を検出し、燃料噴射量にフィードバックすることで空燃比をきめ細かく最適に制御すること
  • ※6「ウイングフォルム」をベースに、スピード感にあふれパワフルな印象を与えるエアインテークを配したデザイン
  • ※7クルージング領域でリーンバーン制御を行い低燃費航行する状態を「ECOmoモード」として表現。ECOmoは、「Economy Controlled Motor」の略称

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