Hondaは、力強い出力特性の水冷・4ストローク・DOHC・直列4気筒1300ccエンジンを搭載し、快適なロングツーリングに対応する大型スクリーンやパニアケースを装備した「CB1300 SUPER TOURING」を12月18日（金）に新発売する。また、「CB1300 SUPER FOUR」と「CB1300 SUPER BOL D'OR」をマイナーモデルチェンジし、12月10日（木）に発売する。

　今回、新たに開発したCB1300 SUPER TOURINGは、快適なロングツーリングを実現するための数々の専用装備を採用。上部をワイドなサイズにしたウインドスクリーンはライダーへの風圧を軽減し、長距離走行における快適性の向上を図っている。また、リアの両サイドには、スタイリッシュなデザインと優れた積載性（左右各容量29L^※1）のパニアケースを標準装備し、利便性を高めている。ライディングポジションは、アップハンドルの採用によってゆとりのあるポジションを実現。ブレーキシステムは、前・後輪連動ブレーキシステムとABS（アンチロック・ブレーキ・システム）を組み合わせたコンバインドABSを標準装備することで、安心感を高めた仕様としている。

　CB1300 SUPER FOURと、ハーフカウルを装備したCB1300 SUPER BOL D'ORは、外観と各部の熟成を図り、扱いやすさをさらに向上させている。外観は、両車種ともにリアカウルを落ち着きのあるデザインに変更するとともに、LEDのテールランプは新たなデザインを採用し奥行きを感じさせる立体的な発光を実現している。ライディングポジションは、スポーティーな走行と快適なクルージングを両立させるために、両車種ともにハンドル形状を変更。従来モデルに比べ、14mm手前に、23mm上方に移動させた形状としている。また、新形状のシートと幅がスリムなサイドカバーを採用するとともに、サスペンションのセッティング変更を施すことで、座り心地を損なうことなく足着き性を向上させている。なお、両車種ともにコンバインドABSを搭載したタイプを設定している。
　CB1300シリーズは、3車種の充実したラインアップとカラーバリエーションで、幅広いユーザーの要望に応えられるものとしている。

シリーズ合計　 2,300台

ウインドスクリーンは、CB1300 SUPER BOL D'ORをベースに上部をワイドなサイズにすることで、ライダーへの風圧を軽減し長距離走行での快適性向上を図っている。リアの両サイドに装備した優れた積載性（左右各容量29L）を誇るパニアケースは、メインキーでの施錠と車体からの着脱を可能とすることで利便性を高めている。ハンドル形状は、今回アップハンドルを採用したCB1300 SUPER FOURに比べ、グリップポイントを40mm手前に、12mm上方に移動することで、よりおおらかでゆとりのあるライディングポジションを実現している。なお、ACジェネレーターの出力を大幅にアップすることで、オプション設定のGPSナビゲーションシステムやグリップヒーターなどの電装アクセサリーの同時装着にも対応できる発電量を確保している。

フレームは、CB1300シリーズをベースとしながらパニアケースの装備のために剛性を見直し、スイングアームの支点となるピボット部とシートレール部を変更するとともに、ヘッドパイプの下方にクロスパイプを新たに追加することで、安定性を高めている。

ブレーキシステムは、フットペダルの操作で前・後輪に適切な制動力を配分する、前・後輪連動ブレーキシステムとABSを組み合わせたコンバインドABSを標準装備することで、安心感を高めた仕様としている。

大型ロードスポーツツアラーにふさわしい3色のカラーバリエーションを設定し、ユーザーの幅広い好みに応えられるものとしている。なお、CB1300シリーズの定番カラーとして採用されているパールサンビームホワイト×キャンディーアルカディアンレッドは、受注生産車としている。

両車種ともに、ライディングポジションは、乗りやすさを徹底的に追求し、各部の形状などの変更を施している。両車種ともにハンドル形状を変更し、従来モデルに比べ、グリップポイントを14mm手前に、23mm上方に移動させアップライトなポジションを生み出している。足着き性の向上については、新形状シートを採用するとともに、サイドカバーの幅をさらにスリムなものとし、サスペンションのセッティング変更を施すことで、座り心地を損なうことなく、従来モデルに比べ10mm低い780mmのシート高を実現している。なお、新設計のシートは、パッセンジャーの居住性にも配慮した座面形状を採用。さらに左右分割タイプの握りやすい新形状のグラブレールを採用することで、二人乗り走行の快適性を向上させている。

両車種ともにリアカウルを落ち着きのあるデザインに変更し、LEDのテールランプに新たなデザインを採用することで奥行きを感じさせる立体的な発光を実現している。

ブレーキシステムは、従来モデルにタイプ設定していたABS（前・後輪連動機構は無し）を進化させ、フットペダルの操作で前・後輪に適切な制動力を配分する、前・後輪連動ブレーキシステムとABSを組み合わせたコンバインドABSを搭載したタイプを設定している。

両車種ともに、3色のカラーバリエーションを設定し、ユーザーの幅広い好みに応えられるものとしている。なお、パールサンビームホワイト×キャンディーアルカディアンレッドは、受注生産車としている。