ニュースリリース

2008年09月26日ニュースリリース

Honda、カナダの新エンジン工場開所式実施

  • *ホンダカナダ・インコーポレーテッド(所在地:オンタリオ州、社長:西前 学)は、現地時間2008年9月25日(木)午前11時00分(日本時間翌26日0時00分)、以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaのカナダにおける現地法人であるホンダカナダ・インコーポレーテッド(以下、HCI)は、9月25日、新エンジン工場の開所式を行った。式典には、Dalton McGuinty(ダルトン・マッギンティー)オンタリオ州首相、Jim Prentice(ジム・プレンティス)カナダ連邦産業大臣、西田 恒夫駐カナダ大使、Hondaからは代表取締役会長青木 哲など総勢約500人が参加した。

 新エンジン工場では4気筒エンジンを生産し、HCIで生産するシビックに搭載する。また、使用されるアルミニウムは、Hondaのエンジン工場では初めて100%リサイクル材を使用し、廃棄物埋め立てゼロ化を達成するなど、環境に配慮した工場である。また、エネルギー効率の高い熱処理炉など新技術の導入により、同規模の工場と比較すると、エネルギー効率30%向上、CO2排出量15%削減が可能となった。

 HCIは、1986年11月より生産を開始し、今年8月までの累計生産台数は480万台を超えている。中でも主力機種であるシビックは、今年6月に生産累計300万台を達成するとともに、販売においても、カナダ国内で10年連続乗用車ランキング1位(1998年〜2007年)となっている。

 Hondaは現在、北米6ヵ所の工場で四輪車生産を行っており、今年秋には新たにホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・インディアナ(以下、HMIN)でシビックの生産を開始するなど、現地生産の拡大を図っている。HMINの稼働開始により、Hondaの北米における四輪車の年産能力は160万台以上に拡大される。

 今後もHondaは、北米のお客様の期待を超える先進的な商品を供給するために現地での開発・生産体制を強化していく。

ホンダカナダ・インコーポレーテッド(Honda Canada Inc.)概要

設立

1969年3月

投資総額

約26億カナダドル

生産開始

四輪車 1986年11月 エンジン 2008年9月

代表者

西前 学(ニシマエ マナブ)

所在地

カナダ オンタリオ州

事業内容

四輪車およびそのエンジンの生産
四輪車、二輪車、汎用製品、部品の販売

従業員数

約5,400名(内、生産部門は約4,600名)

生産機種

四輪車

シビック、リッジライン、アキュラMDX、アキュラCSX

エンジン

シビック搭載1.8L 4気筒エンジン

年産能力

四輪車39万台 エンジン20万基