ニュースリリース

2008年07月29日ニュースリリース

ベトナムで二輪車生産累計500万台を達成

  • *Hondaのベトナムの二輪車生産・販売合弁会社であるホンダベトナムカンパニー・リミテッドは、現地時間7月28日10:00(日本時間:同日12:00)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaのベトナムの二輪車生産・販売の合弁会社であるホンダベトナムカンパニー・リミテッド(Honda Vietnam Co., Ltd. 以下、HVN)は、ベトナムにおけるHondaの二輪車の生産累計が500万台を達成したことを記念し、7月28日に式典を行った。

 Hondaは、1996年3月にHVNを設立し、1997年12月から排気量100ccのカブタイプ「スーパードリーム」の生産を開始した。現在は18機種を生産し、年間生産能力は100万台。ベトナム市場における好調な販売状況を反映し、今年の8月には年間生産能力50万台の第二工場が完成し、生産能力は150万台へ拡大する。

 ベトナムの二輪車市場は、2008年は300万台(前年比約104%)の規模となる見通しであり、中国・インド・インドネシアに次いで世界で4番目に大きな市場である。HVNは2007年には過去最高となる110.8万台(前年比144%)を販売し、2008年1-6月の販売実績は59.1万台(前年比117%)と好調に推移している。

 昨年4月には、新型スクーター「エアブレード」(110cc)、今年の4月には、先進的でファッショナブルなデザインを採用した「ウェーブ RSX」(100ccカブタイプ)を投入するなど、商品力の強化を図っている。環境技術も積極的に採用しており、燃費の向上と排出ガスのクリーン化に努め、昨年には、ベトナムで初めて、始動性に優れた電子制御燃料噴射装置PGM-FI(Honda Programmed Fuel Injection)を搭載したモデルの生産・販売を開始した。今後も拡大する市場のニーズに迅速に応え、お客様の期待を上回る商品・技術を投入していく。

ホンダベトナムカンパニー・リミテッド/Honda Vietnam Co., Ltd. 概要

設立

1996年3月

稼動開始

1997年12月

本社所在地

ビン・フック省(ハノイ郊外)

資本金

6,290万USドル(約66億円)

出資比率

本田技研工業(株) 42%、Asian Honda Motor Co., Ltd. 28%
Vietnam Engine & Agricultural Machinery Corporation 30%

代表者

社長 大西 孝治(オオニシ コウジ)

事業内容

二輪完成車、四輪完成車及びその部品の製造・販売

従業員数

約4,800名

生産能力

100万台/年(8月以降 150万台/年)

生産機種

ウェーブα(100ccカブタイプ)、ウェーブS(100ccカブタイプ)、ウェーブRS(100ccカブタイプ)、ウェーブRSX(100ccカブタイプ)、スーパードリーム(100ccカブタイプ)、フューチャーネオ(125ccカブタイプ)、フューチャーネオ FI(125ccカブタイプ)、クリック(110ccスクーター)、エアブレード(110ccスクーター)等