<ご参考>
Hondaは「スーパーカブ」が1958年8月の発売開始から今年で50周年を迎えたことを記念し、7月21日に生産工場である熊本製作所で式典を行った。
式典は熊本製作所の従業員を対象として行われ、取締役社長の福井威夫は「スーパーカブが50年という長きにわたり、生産・販売を続けてこられたのは、ご愛用いただいたお客様のおかげである。また、その歴史を支えた従業員にも感謝したい。スーパーカブは世界の人々のニーズや好みにあわせ進化し続け、今年の4月にはカブシリーズとして世界生産累計6,000万台を達成することができた。スーパーカブ発売50周年を迎えた今年、熊本製作所は新二輪車工場が完成し、年内には既存工場からの移管が完了する。熊本製作所は全世界の二輪車工場のマザー工場としての役割を担い、お客様にさらに価値ある商品を提供していくことを期待する」と語った。
「スーパーカブ」は1958年8月に初代モデル「スーパーカブC100」を発売以来、現在まで延べ160ヵ国※以上で販売され、世界中で愛用されているロングセラーとなっている。また、「需要のあるところで生産する」という企業理念のもと、1961年に台湾でノックダウン生産を開始して以来、生産拠点を拡大。現在では世界15ヵ国16拠点で生産を行っている。
スーパーカブC100の発売開始(空冷4ストロークOHV単気筒エンジン 49cc 4.5馬力)
生産:大和工場(旧埼玉製作所和光工場)
米国へ輸出を開始
鈴鹿製作所で生産を開始
カブシリーズ生産累計100万台を達成。台湾でノックダウン生産開始(海外初の生産)
カブシリーズとして初のOHCエンジンを採用した、スーパーカブC65を発売
スーパーカブC50(OHCエンジン)を発売
カブシリーズ生産累計500万台を達成
カブシリーズ生産累計1,000万台を達成
スーパーカブ50・スーパーカスタムを発売。燃費180km/L(30km/h定地走行テスト値)を達成
プレスカブを発売
熊本製作所に生産を移管
生産累計2,000万台達成
リトルカブを発売
カブシリーズ生産累計5,000万台達成
電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)を、50ccモデルに採用
カブシリーズ生産累計6,000万台を達成(4月)