ニュースリリース

2007年07月18日ニュースリリース

ベトナムに二輪車第二工場を建設

 Hondaのベトナムにおける現地法人、ホンダベトナムカンパニー・リミテッド(以下HVN、社長:大西 孝治)は、ベトナムのお客様の多様化するニーズと、需要拡大に応えるため、新たに二輪車の第二工場の建設を開始した。

HVN二輪車第二工場(手前) 完成予想図

HVN二輪車第二工場(手前) 完成予想図

 第二工場は、ハノイ郊外のビンフック省の既存工場に隣接する。投資額は約US$6,500万で、2008年後半の稼働開始を目指す。立ち上げ時の年産能力は50万台で、既存工場の100万台と合わせ、ベトナムでの年間生産能力は、150万台に拡大する。新規雇用は1,400名程度を予定している。

 ベトナムの二輪車市場は、好調な経済を背景に2006年は230万台を超え(前年比+31%)、今後も着実な成長が見込まれている。HVNは、1997年に二輪車の生産を開始して以来、魅力ある製品の提供を通して、ベトナムのお客様の喜びの拡大を目指している。2006年度は、過去最高となる85万1千台(前年比127%)を販売、2006年9月には累計生産台数300万台を達成した。また2007年4月には、ベトナムで初めて、環境性能に優れたPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)を搭載した「Future Neo FI」の生産・販売を開始した。

 Hondaはこれからも、環境・安全技術を搭載した商品の積極的な投入に加え、安全運転普及活動を強化するなど、ベトナムのお客様にその存在をより一層期待される企業を目指していく。

二輪車工場 概要

  既存工場 第二工場
所在地 ビンフック省
従業員数 約3,600名(07年6月時点) 約1,400名
生産能力 100万台/年 50万台/年
敷地面積 20万m2 28万m2
生産機種 Wave α、Future Neoなど スクーター系中心
  • 2006年8月より四輪事業を開始。生産能力は1万台/年。現在シビックを生産

ホンダベトナムカンパニー・リミテッド 概要

設立

1996年3月

資本金

6,290万USドル

出資比率

本田技研工業株式会社 42%
アジアホンダモーターカンパニー・リミテッド 28%
VEAM社(Vietnam Engine&Agricultural Machinery Corporation)30%

代表者

社長 大西 孝治(おおにし こうじ)

事業内容

二輪車・四輪車の製造・販売

以上