ニュースリリース

2006年02月20日ニュースリリース

2006年Hondaモータースポーツ活動

 Hondaは、2006年の「モータースポーツ参戦体制」と、「世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成」、「モータースポーツの普及」のための活動について、以下の通り発表しました。

 モータースポーツ活動は、Hondaの「チャレンジング・スピリット」の原点であり、常に自らの夢や志を高く掲げ、「先進創造へのチャレンジ」を続けることで、お客様と夢と感動を共有していきます。

 2006年Hondaのモータースポーツ活動の概要

1.モータースポーツ参戦体制

 「お客様と夢の共有」「世界に挑戦し技術者を育成」「ブランドロイヤルティの向上」を目的にレース活動を展開します。
 2輪レース活動では、ロードレース世界選手権最高峰のMotoGPクラスにおいて、若手を起用した新世代チームによるチャンピオン獲得という新たなチャレンジを行うと共に、全カテゴリでチャンピオンを目指します。
 4輪レース活動では、F1世界選手権において、1968年以来のワークス体制となった「Honda Racing F1 Team」で早期の一勝を目指します。また、本年度より新チーム「SUPER AGURI FORMULA 1」に対し、エンジン供給を行います。
 2003年より参戦し、2年連続の3冠(ドライバー、マニュファクチャラー、ルーキー)を達成したIndyCar Seriesでは、今年は唯一のエンジンサプライヤーとして、Honda V8「HI6R」エンジンを全チームに供給します。
 Super GTでは、「Honda NSX-GT プロジェクト」のもと、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。
 フォーミュラ・ニッポンでは、新たに開発した専用エンジンを供給します。

2.世界トップレベルのレースで表彰台を競う人材の育成

 世界の頂点レースで表彰台を競うライダー、ドライバーの育成を目的に、長期的な視野で継続した活動を推進していきます。
 2輪では、日本人若手ライダーの育成のために2004年に創設した「Honda Racing スカラーシップ」(ライダー育成奨学制度)の第3期生として、昨年の全日本選手権シリーズGP250クラスチャンピオンの青山周平選手がロードレース世界選手権250ccクラスにフル参戦します。
 4輪では、今年からHondaのドライバー育成プログラムを「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」と総称し、「鈴鹿レーシングスクール(SRS-K、SRS-F)」、本年度より始まる「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」、「全日本F3選手権」、「フォーミュラ・ニッポン」のカテゴリを通して、体系的な育成プログラムを展開します。佐藤琢磨選手、松浦孝亮選手、井出有治選手に続く、世界で活躍できる若手選手の輩出に積極的に取り組みます。

3.モータースポーツの普及

 株式会社鈴鹿サーキットと株式会社ツインリンクもてぎは、今年6月に合併し、「株式会社モビリティランド(仮称)」となります。今後も、世界の頂点レースの開催や「見て、遊んで、体感する」場と機会の創出に積極的に取り組み、日本のモータースポーツ文化のさらなる発展に寄与していきます。
 鈴鹿サーキットでの開催20周年目にあたる「FIA F1世界選手権 日本グランプリ」は、10月6日(金)~8日(日)に開催されます。また、ツインリンクもてぎでは、今年4年目を迎える「INDY JAPAN 300 MILE」が、本場Indy 500の雰囲気をそのままに4月20日(木)~22日(土)に、「FIM ロードレース世界選手権 日本グランプリ」が9月22日(金)~24日(日)に開催されます。
 Hondaファンへの感謝イベントとして、4月15日(土)・16日(日)に鈴鹿サーキットで「Enjoy Honda」を、11月23日(祝・木)にツインリンクもてぎで「Honda Racing THANKS DAY」を開催します。
 また、「ホンダ・エキサイティングカップ・ワンメイクレース~インテグラ・シリーズ~」を始め、参加して楽しんでいただく各種イベント、Honda車オーナーに向けた「コンセプト・ミーティング」などを各地域で開催します。

2輪参戦計画概要

ロードレース

FIMロードレース世界選手権シリーズ

MotoGPクラス

 ロードレース世界選手権シリーズ(WGP)のMotoGPクラスでは、ライダーとコンストラクターの両タイトル獲得を目指し、MotoGPマシンRC211Vを4チームに6台投入するとともに、1チームにエンジン供給を行ないます。ワークスチームのレプソル・ホンダ・チームには、WGP 250ccクラスチャンピオンを’04、’05年の二年連続で獲得し、今年MotoGPクラスへステップアップするダニ・ペドロサ選手を新たに迎え、MotoGPクラス参戦4年目のニッキー・ヘイデン選手とともに戦います。

チーム ライダー
レプソル・ホンダ・チーム(Repsol Honda Team) #26 ダニ・ペドロサ(Dani Pedrosa、20歳、スペイン)
#69 ニッキー・ヘイデン(Nicky Hayden、24歳、アメリカ)
フォルトゥナ・ホンダ(Fortuna Honda) #24 トニ・エリアス(Toni Elias、22歳、スペイン)
#33 マルコ・メランドリ(Marco Melandri、23歳、イタリア)
JiR・コニカミノルタ・ホンダ・チーム
(JiR Konica Minolta Honda Team)
#6 玉田 誠(Makoto Tamada、29歳、愛媛県)
ホンダ・エルシーアール(Honda LCR) #27 ケーシー・ストーナー(Casey Stoner、20歳、オーストラリア)
※エンジン供給
チーム・ロバーツ(Team Roberts) #10 ケニー・ロバーツ Jr.(Kenny Roberts Jr.、32歳、アメリカ)

250ccクラス

 250ccクラスには、2チーム4名のライダーがRS250RWで参戦します。また、Hondaが2004年より開始した日本人若手ライダー育成制度「Honda Racing スカラーシップ」の第3期生*1として、昨年の全日本選手権シリーズGP250クラスチャンピオンの青山周平選手が参戦します。

(注:*1)第1期生は青山博一選手、第2期生は高橋裕紀選手。

チーム ライダー
レプソル・ホンダ・チーム250
(Repsol Honda Team 250)
#19 セバスチャン・ポルト(Sebastian Porto、27歳、アルゼンチン)
#73 青山 周平(Shuhei Aoyama、21歳、千葉県)
ヒューマンジェスト・レーシング・チーム
(Humangest Racing Team)
#34 アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Andrea Dovizioso、19歳、イタリア)
#55 高橋 裕紀(Yuki Takahashi、21歳、埼玉県)

MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ

 2年連続で4クラスにおいてシリーズチャンピオンを獲得した全日本ロードレース選手権シリーズは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンが、Honda販売店による運営チームを中心にサポートします。JSB1000クラスにCBR1000RR、ST600クラスにCBR600RR、GP250クラスにRS250R、GP125クラスにRS125Rで参戦し、シリーズチャンピオン連覇を目指します。

* 主なHondaチーム及び参戦ライダーは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンが1月18日に発表いたしました。

FIMスーパースポーツ世界選手権シリーズ

 スーパースポーツ世界選手権には、Honda Europe Motorcycle S.R.L.(ホンダ・ヨーロッパ・モーターサイクル)がサポートするCBR600RRを4台投入し、4年連続のダブルタイトル獲得を目指します。

チーム ライダー
ウィンストン・テン・ケイト・ホンダ
(Winston Ten Kate Honda)
#16 セバスチャン・シャルパンティア(Sebastien Charpentier、33歳、フランス)
#54 ケナン・ソフォーグル(Kenan Sofuoglu、23歳、トルコ)
メガバイク・ホンダ・チーム
(Megabike Honda Team)
#3 藤原 克昭(Katsuaki Fujiwara、30歳、山口県)
#32 ヨアン・ティベリオ(Yoann Tiberio、19歳、フランス)

イギリススーパーバイク選手権シリーズ

 昨シーズンに最多勝を挙げ、ランキング2位と躍進を遂げた清成龍一選手らの活躍により、マニュファクチャラーズ・タイトルを獲得したイギリススーパーバイク選手権シリーズ(BSB)には、CBR1000RRKを2台投入し、ライダーとマニュファクチャラーのダブルタイトル獲得を目指します。

チーム ライダー
エイチエム・プラント・ホンダ・レーシング
(HM Plant Honda Racing)
#2 清成 龍一(Ryuichi Kiyonari、23歳、埼玉県)
#9 カール・ハリス(Karl Harris、26歳、イギリス)

モトクロス

FIMモトクロス世界選手権シリーズ

 モトクロス世界選手権シリーズには、Honda Europe Motorcycle S.R.L.(ホンダ・ヨーロッパ・モーターサイクル)がサポートし、MX1*2クラスに4ストロークマシンCRF450Rを4台、MX2*3クラスにCRF250Rを1台投入し、シリーズチャンピオンを目指します。

チーム ライダー
<MX1クラス>
キャス・ホンダ(CAS Honda) #2 ジョシュア・コピンズ(Joshua Coppins、28歳、ニュージーランド)
#9 ケン・ド・ディッカー(Ken de Dycker、21歳、ベルギー)
マーティン・ホンダ(Martin Honda) #8 ブライアン・ヨルゲンセン(Brian Jorgensen、28歳、デンマーク)
#27 フランシスコ・ガルシア・ビコ(Francisco Garcia Vico、31歳、スペイン)
<MX2クラス>
マーティン・ホンダ(Martin Honda) #73 アントン・メオ(Antoine Meo、21歳、フランス)

(注:*2)排気量の上限が、2ストロークは250cc、4ストロークは450cc。
(注:*3)排気量の上限が、2ストロークは125cc、4ストロークは250cc。

AMAスーパークロス・シリーズ

 AMAスーパークロス・シリーズには、American Honda Motor Co.,INC(アメリカン・ホンダ・モーター)がサポートし、250cc*4クラスにCR250Rを1台、CRF450Rを4台投入します。また、125cc*5クラスにはCRF250Rを7台投入し、両クラスでチャンピオンを目指します。

チーム ライダー
<250ccクラス>
AHM-チーム・ホンダ・レッド・ライダーズ
(AHM-Team Honda Red Riders)
#2 ジェレミー・マクグラス(Jeremy McGrath、34歳、アメリカ)
#10 エルネスト・フォンセカ(Ernest Fonseca、24歳、コスタリカ)
#11 トラビス・プレストン(Travis Preston、27歳、アメリカ)
ファクトリー・コネクション・ソービー・サムソンモバイル
(Factory Connection/Sobe/Samsung Mobile)
#5 マイク・ラロッコ(Mike LaRocco、35歳、アメリカ)
#14 ケビン・ウィンダム(Kevin Windham、27歳、アメリカ)
<125ccクラス>
AHM-チーム・ホンダ・レッド・ライダーズ
(AHM-Team Honda Red Riders)
#10 デビ・ミルサップス(Davi Millsaps、18歳、コスタリカ)
#29 アンドリュー・ショート(Andrew Short、23歳、アメリカ)
ファクトリー・コネクション・ソービー・サムソンモバイル
(Factory Connection/Sobe/Samsung Mobile)
#24 ジョシュ・グラント(Josha Grant、19歳、アメリカ)
#42 トミー・ハーン(Tommy Hahn、20歳、アメリカ)
#55 ホアキム・ロドリゲス(Joaquim Rodrigues、24歳、ポルトガル)
#131 ジェイク・ウェイマー(Jake Weimer、18歳、アメリカ)
#132 ビリー・ラニノビッチ(Billy Laninovich、22歳、アメリカ)

(注:*4)排気量の上限が、2ストロークは250cc、4ストロークは450cc。
(注:*5)排気量の上限が、2ストロークは125cc、4ストロークは250cc。

MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ

 全日本モトクロス選手権シリーズでは、ワークスチームのTEAM HRCに、昨年まで世界選手権に参戦していた熱田孝高選手が新たに加入します。IA1*6クラスに、4ストロークマシンCRF450Rを3台投入し、チャンピオン獲得を目指します。

チーム ライダー
チーム・エイチアールシー (TEAM HRC) #3 増田 一将(Kazumasa Masuda、25歳、東京都)
#86 熱田 孝高(Yoshitaka Atsuta、28歳、宮城県)
#952 福留 善秀(Yoshihide Fukudome、22歳、熊本県)

* その他の主なHondaチーム及び参戦ライダーは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンが1月18日に発表いたしました。

(注:*6)排気量の上限が、2ストロークは250cc、4ストロークは450cc。

トライアル

FIMトライアル世界選手権シリーズ

 トライアル世界選手権シリーズには、4ストロークエンジンを搭載したMontesa COTA 4RTを2台投入し、シリーズタイトル獲得を目指します。

チーム ライダー
レプソル・モンテッサ・エイチアールシー
(Repsol Montesa HRC)
#2 藤波 貴久(Takahisa Fujinami、26歳、三重県)
#3 ドギー・ランプキン(Dougie Lampkin、29歳、イギリス)

MFJ全日本トライアル選手権シリーズ

 全日本トライアル選手権シリーズでは、(株)ホンダ・レーシングが(株)ホンダモーターサイクルジャパンと連携しHondaライダーをサポートします。2年目となる4スロークマシンRTL250Fでチャンピオンの獲得を目指します。

* 主なHondaチーム及び参戦ライダーは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンが1月18日に発表いたしました。

マウンテンバイク(MTB)ダウンヒルレース

UCIワールドカップMTBダウンヒル/世界選手権NORBAナショナル選手権シリーズ

 2005年のUCIワールドカップシリーズタイトルを獲得したダウンヒルレースには、引き続きUCIワールドカップMTBダウンヒルとNORBAナショナル選手権シリーズにRN01を2台投入し、各シリーズのタイトル獲得を目指します。

チーム ライダー
チーム・ジークロス・ホンダ(Team G Cross Honda) #1*7 グレッグ・ミナー(Greg Minnaar、25歳、南アフリカ)
#11*7 マティ・レヒコイネン(Matti Lehikoinen、21歳、フィンランド)

(注:*7)UCIワールドカップMTBダウンヒル出場時のゼッケンナンバー

JCFマウンテンバイク ジャパンシリーズ/全日本選手権大会

 昨年のシリーズタイトルを獲得したJCFマウンテンバイクのジャパンシリーズ、および全日本選手権大会のダウンヒルレースには、2年連続のチャンピオンマシンであるRN01を2台投入し、シリーズタイトル連覇を目指します。

チーム ライダー
チーム・ジークロス・ホンダ(Team G Cross Honda) #1 井手川 直樹(Naoki Idegawa、25歳、広島県)
#2 内嶋 亮(Ryo Uchijima、29歳、群馬県)

4輪参戦計画概要

F1世界選手権

 2006年シーズンは、Honda単独のワークスチーム「Honda Racing F1 Team」として、オールHonda一体となった新体制のもと、早期の一勝を目指します。新型マシンHonda「RA106」は、空力性能を大幅に向上させ、新レギュレーションによる新型V8エンジンHonda「RA806E」と合わせて、速さ、耐久性、信頼性を高次元で併せ持つ、洗練されたパッケージングを実現しています。
 また、今シーズンはエンジンサプライヤーとして、「SUPER AGURI FORMULA 1」に新型V8エンジンを供給します。

チーム ドライバー
ホンダ・レーシング・F1・チーム
(Honda Racing F1 Team)
#11 ルーベンス・バリチェロ(Rubens Barrichello、33歳、ブラジル)
#12 ジェンソン・バトン(Jenson Button、26歳、イギリス)
  サードドライバー アンソニー・デビッドソン(Anthony Davidson、26歳、イギリス)
スーパーアグリ・フォーミュラワン
(SUPER AGURI FORMULA 1)
#22 佐藤 琢磨(Takuma Sato、29歳、日本)
#23 井出 有治(Yuji Ide、31歳、日本)

IRL IndyCar Series

 2年連続の3冠(ドライバー、マニュファクチャラー、ルーキー)を達成したIndyCar Seriesでは、唯一のエンジンサプライヤーとして、2006年よりHonda V8「HI6R」エンジンを全チームに供給します。アメリカンホンダの子会社Honda Performance Development, Inc.(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント)が、Ilmor Engineering Inc.(イルモア・エンジニアリング)との技術提携を継続し、IndyCar Series全戦でのエンジンを供給します。

チーム ドライバー
ターゲット・チップ・ガナッシ・レーシング
(Target Chip Ganassi Racing)
#10 ダン・ウェルドン(Dan Wheldon、27歳、イギリス)
#9 スコット・ディクソン(Scott Dixon、25歳、ニュージーランド)
アンドレッティ・グリーン・レーシング
(Andretti Green Racing)
#11 トニー・カナーン(Tony Kanaan、31歳、ブラジル)
#27 ダリオ・フランキッティ(Dario Franchitti、32歳、スコットランド)
#7 ブライアン・ハータ(Bryan Herta、35歳、アメリカ)
#26 マルコ・アンドレッティ(Marco Andretti、18歳、アメリカ)
マルボロ・チーム・ペンスキー
(Marlboro Team Penske)
#6 サム・ホーニッシュ・ジュニア(Sam Hornish Jr.、26歳、アメリカ)
#3 エリオ・カストロネベス(Helio Castroneves、30歳、アメリカ)
デルファイ・フェルナンデス・レーシング
(Delphi Fernandez Racing)
#8 スコット・シャープ(Scott Sharp、38歳、アメリカ)
スーパーアグリ・フェルナンデス・レーシング
(Super Aguri Fernandez Racing)
#55 松浦 孝亮(Kosuke Matsuura、26歳、愛知県)
パンサー・レーシング
(Panther Racing)
#4 ヴィットール・メイラ(Vitor Meira、28歳、ブラジル)
ヴィジョン・レーシング
(Vision Racing)
#2 トーマス・シェクター(Tomas Scheckter、25歳、南アフリカ)
#20 エド・カーペンター(Ed Carpenter、24歳、アメリカ)
レイホール・レターマン・レーシング
(Rahal Letterman Racing)
#16 ダニカ・パトリック(Danica Patrick、23歳、アメリカ)
#15 バディ・ライス(Buddy Rice、30歳、アメリカ)
#17 ポール・ダナ(Paul Dana、30歳、ブラジル)
エイ.ジェイ.フォイト・エンタープライズ
(A.J. Foyt Enterprises)
#14 フェリッペ・ジャホーネ(Felipe Giaffone、31歳、ブラジル)

※チーム/ドライバーラインアップは2006年2月15日現在。 

Super GT

 (株)M-TECと(株)童夢の協力のもと、「Honda NSX-GT プロジェクト」を組み、3チーム4台にて参戦します。エンジンは、V6 3.5リッターNA(自然吸気)エンジンを更に熟成させ、コーナリング特性に優れた車体で、チームとドライバーズのダブルタイトル獲得を目指します。

チーム ドライバー
チーム・ホンダ・レーシング(Team Honda Racing) #8 伊藤 大輔(Daisuke Ito、30歳、東京都)/
ラルフ・ファーマン(Ralph Firman、30歳、イギリス)
#18 道上 龍(Ryo Michigami、32歳、奈良県)
小暮 卓史(Takashi Kogure、25歳、神奈川県)
エプソン・ナカジマ・レーシング
(EPSON NAKAJIMA RACING)
#32 武藤 英紀(Hideki Mutoh、23歳、東京都)/
ロイック・デュバル(Loic Duval、23歳、フランス)
チーム・クニミツ(Team Kunimitsu) #100 セバスチャン・フィリップ(Sebastian Philippe、30 歳、フランス)
細川 慎弥(Shinya Hosokawa、24歳、福岡県)

フォーミュラ・ニッポン

 今年から新たに日本レースプロモーションを通じ、4チーム8台に3リットルV型8気筒エンジン「HF386E」を供給します。

チーム
ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング(DoCoMo TEAM DANDELION RACING)
ナカジマ・レーシング(NAKAJIMA RACING)
チーム5ジゲン(TEAM 5ZIGEN)
オートバックス・レーシングチーム・アグリ(AUTOBACS RACING TEAM AGURI)

全日本F3選手権

チーム ドライバー
ホンダ・チーム・ムゲン(Honda TEAM 無限) #10 塚越 広大(Koudai Tsukakoshi、19歳、栃木県)
ホンダ・トダ・レーシング(Honda TODA RACING) #2 伊沢 拓也(Takuya Izawa、21歳、東京都)

フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)

 世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成と、日本のモータースポーツの裾野を広げ将来を支える人材の育成を目的に、2006年に立ち上がる新たなジュニア・フォーミュラレース「フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)」に、全面的に協力していきます。
 Hondaの新ドライバー育成プログラム「Honda フォーミュラ・ドリーム・プロジェクト」に「FCJ」を組み入れ、「鈴鹿レーシングスクール(SRS-K、SRS-F)」、「FCJ」、「全日本F3選手権」、「フォーミュラ・ニッポン」を通して、体系的な育成プログラムを展開します。
 「SRS-F」の卒業者に対して、「FCJ」に参戦するスカラーシップを、「FCJ」に対しても上位カテゴリに参戦するスカラーシップを与え、世界的に活躍できる若手選手の輩出ができるよう、長期的な視野で継続した活動を推進していきます。