ニュースリリース

2006年01月18日ニュースリリース

2006年Honda 2輪レース参戦体制

 Hondaは、2006年の2輪レース参戦体制を以下の通り決定いたしました。

 モータースポーツ活動はHondaの「チャレンジングスピリット」の原点であり、常に自らの夢や志を高く掲げ「先進創造へのチャレンジ」を続けることで、夢と感動をお客様と共有していきたいと考えております。

 2006年の2輪レース活動は、ロードレース最高峰である世界選手権シリーズMotoGPクラスにおいて、若手を起用した新世代チームによるチャンピオン獲得という新たなチャレンジを行ない、各カテゴリーでチャンピオンを目指します。

ロードレース

FIMロードレース世界選手権シリーズ

MotoGPクラス

 ロードレース世界選手権シリーズ(WGP)のMotoGPクラスには、ライダーとコンストラクターの両タイトル獲得を目指し、MotoGPマシン“RC211V”を6台投入するとともに、1チームにエンジン供給を行ないます。ワークスチームのレプソル・ホンダには、WGP 250ccクラスチャンピオンを’04、’05年の二年連続で獲得し、今年MotoGPクラスへステップアップするダニエル・ペドロサ選手を新たに迎え、MotoGPクラス参戦4年目のニッキー・ヘイデン選手とともに戦います。

チーム ライダー
レプソル・ホンダ(Repsol Honda) #26 ダニエル・ペドロサ(Daniel Pedrosa、20歳、スペイン)
#69 ニッキー・ヘイデン(Nicky Hayden、24歳、アメリカ)
フォルトゥナ・ホンダ(Fortuna Honda) #24 トニー・エリアス(Toni Elias、22歳、スペイン)
#33 マルコ・メランドリ(Marco Melandri、23歳、イタリア)
コニカミノルタ・ホンダ・チーム
(Konica Minolta Honda Team)
#6 玉田 誠(Makoto Tamada、29歳、愛媛県)
ホンダ・エルシーアール(Honda LCR) #27 ケーシー・ストーナー(Casey Stoner、20歳、オーストラリア)
 
※エンジン供給
チーム・ロバーツ(Team Roberts) #10 ケニー・ロバーツ Jr.(Kenny Roberts Jr.、32歳、アメリカ)

250ccクラス

 250ccクラスには、2チーム4名のライダーが“RS250RW”で参戦いたします。また、Hondaが2004年より開始した日本人若手ライダー育成制度「Honda Racingスカラーシップ」の第3期生*1として、昨年の全日本選手権シリーズGP250クラスチャンピオンの青山周平選手が参戦いたします。

(注:*1) 第1期生は青山博一選手、第2期生は高橋裕紀選手。

チーム ライダー
レプソル・ホンダ・チーム250
(Repsol Honda Team 250)
#19 セバスチャン・ポルト(Sebastian Porto、27歳、アルゼンチン)
#73 青山 周平(Shuhei Aoyama、21歳、千葉県)
チーム・スコット(Team Scot) #34 アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Andrea Dovizioso、19歳、イタリア)
#55 高橋 裕紀(Yuki Takahashi、21歳、埼玉県)

MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ

 2年連続で4クラスにおいてシリーズチャンピオンを獲得した全日本ロードレース選手権シリーズは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンが、Honda販売店による運営チームを中心にサポートいたします。JSB1000クラスに“CBR1000RR”、ST600クラスに“CBR600RR”、GP250クラスに“RS250R”、GP125クラスに“RS125R”で参戦し、シリーズチャンピオン連覇を目指します。

イギリススーパーバイク選手権シリーズ

 昨シーズンの最多勝でランキング2位と躍進を遂げた清成龍一選手らの活躍により、マニュファクチャラーズ・タイトルを獲得したイギリススーパーバイク選手権シリーズ(BSB)には、“CBR1000RRK”を2台投入し、ライダーとマニュファクチャラーのダブルタイトル獲得を目指します。

チーム ライダー
エイチエム・プラント・ホンダ・レーシング
(HM Plant Honda Racing)
#2 清成 龍一(Ryuichi Kiyonari、23歳、埼玉県)
#9 カール・ハリス(Karl Harris、26歳、イギリス)

モトクロス

MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ

 全日本モトクロス選手権シリーズでは、ワークスチームの“TEAM HRC”に、昨年まで世界選手権に参戦していた熱田孝高選手が新たに加入。IA1*2クラスに、4ストロークマシン“CRF450R”を3台投入し、チャンピオン獲得を目指します。

チーム ライダー
チーム・エイチアールシー(TEAM HRC) #86 熱田 孝高(Yoshitaka Atsuta、28歳、宮城県)
#3 増田 一将(Kazumasa Masuda、25歳、東京都)
#952 福留 善秀(Yoshihide Fukudome、22歳、熊本県)

* その他の主なHondaチーム及び参戦ライダーは、(株)ホンダモーターサイクルジャパンより1月18日に発表。
(注:*2) 排気量の上限が、2ストロークは250cc、4ストロークは450cc。

トライアル

FIMトライアル世界選手権シリーズ

 トライアル世界選手権シリーズには、4ストロークエンジンを搭載した“Montesa COTA 4RT”を2台投入し、ライダーとコンストラクターのシリーズタイトル奪取を目指します。

チーム ライダー
レプソル・モンテッサ・エイチアールシー
(REPSOL MONTESA HRC)
#2 藤波 貴久(Takahisa Fujinami、26歳、三重県)
#3 ドギー・ランプキン(Dougie Lampkin、29歳、イギリス)

マウンテンバイク(MTB) ダウンヒルレース

UCIワールドカップMTBダウンヒル/世界選手権NORBAナショナル選手権シリーズ

 2005年のUCIワールドカップシリーズタイトルを獲得した海外のダウンヒルレースには、引き続きUCIワールドカップMTBダウンヒルとNORBAナショナル選手権シリーズに“RN01”を2台投入し、各シリーズのタイトル獲得を目指します。

チーム ライダー
チーム・ジークロス・ホンダ(Team G Cross Honda) #1*3 グレッグ・ミナー(Greg Minnaar、25歳、南アフリカ)
#11*3 マッティ・レヒコイネン(Matti Lehikoinen、21歳、フィンランド)

(注:*3) UCIワールドカップMTBダウンヒル出場時のゼッケンナンバー

JCFマウンテンバイク ジャパンシリーズ/全日本選手権大会

 昨年のシリーズタイトルを獲得したJCFマウンテンバイクのジャパンシリーズ、および全日本選手権のダウンヒルレースには、2年連続のチャンピオンマシンである“RN01”を2台投入し、シリーズタイトル連覇を目指します。

チーム ライダー
チーム・ジークロス・ホンダ(Team G Cross Honda) #1 井手川 直樹(Naoki Idegawa、25歳、広島県)
#2 内嶋 亮(Ryo Uchijima、29歳、群馬県)