Hondaのパキスタンにおける二輪車生産・販売合弁会社であるアトラスホンダ・リミテッドは、現地時間7月7日9:45(日本時間7日13:45)に以下を発表いたしましたので、ご案内いたします。
Hondaのパキスタンにおける二輪車生産・販売合弁会社であるアトラスホンダ・リミテッド(Atlas Honda Ltd. 以下略称AHL)は、ラホール市にある二輪車新工場が稼動を開始したと発表した。本日行われた新工場開所式典には、AHL会長のYusuf H. Shirazi、Honda社長の福井威夫らが出席した。
新工場は現ラホール工場と同一敷地内に位置し、建屋面積は1.6万m2、投資額は約24.4億ルピー(約45億円)*注。新工場設立により、AHLの年間生産能力は40万台から50万台に拡大した。新工場は、パキスタンにおける全二輪メーカーの工場の中で初めて、溶接、塗装、車体組立、エンジン組立を同期生産することで、部品の流動在庫を削減するとともに生産効率の向上が可能となる。また、新工場には電着塗装を導入し、更なる品質の向上を図る。
注*:1ルピー=1.82円で換算
パキスタンの二輪車市場は急速な拡大を続けており、2005年には50万台(前年比143%)であった市場が、2006年には80万台(前年比160%)まで拡大すると予測されている。その中でHondaの2005年販売実績は、前年比140%の32.8万台であった。2006年も1-6月で18.7万台(前年比121%)を販売している。新工場設立による能力拡大により、旺盛な需要に応え、更なるお客様満足の向上を目指していく。
1992年
3億5,764万ルピー
本田技研工業(株) 35%
Shirazi Family 51%
一般 14%
パキスタン <本社>カラチ市 <工場>カラチ市、ラホール市
107,000m2
社長 Saquib H. Shirazi
二輪車の生産・販売
約2,900名(06年06月末時点)
CD70、CD100、CG125
50万台/年