Hondaは、二輪車や四輪車のユーザーを対象とする安全運転スクール「Hondaのバイクとクルマのスクール」の2006年度上半期（4月～9月）の開催内容を決定した。

　今年度は、四輪車のスクール「Hondaドライビング・スクール」では、追突軽減ブレーキ（CMS）を搭載した新型シビックをはじめ、インテリジェント・ナイトビジョンシステムを搭載したレジェンドなど、先進安全技術を搭載した研修車両を導入した^※1。今後、このような先進安全技術を体験できるカリキュラムの導入も予定している。二輪車のスクール「Hondaモーターサイクリスト・スクール」では、昨年4月からの二輪車高速道路二人乗りスタートに対応したスクール「タンデムコース^※2」を継続して開催する。さらに、ご好評をいただいている女性ライダー専用コース「レディースコース^※3」の開催交通教育センターを3ヵ所から5ヵ所に増やし、より幅広いお客様に対応できるものとした。

　また、「Hondaモーターサイクリスト・スクール」「親子でバイクを楽しむ会」「Hondaドライビング・スクール」へインターネットで申し込みできるシステムを導入した。受講されるお客様へは、「バイクとクルマのスクールカード」を発行し、次回以降会場でのスピーディーな受付が可能となる。

　Hondaはかねてより「安全」を最重要課題のひとつとして位置付け、ハード面とソフト面両方の充実が必要と考えこれまで取り組んできた。1964年鈴鹿を皮切りに交通教育センターの活動を開始。1970年には、安全運転普及本部を設置。「手渡しの安全」「危険を安全に体験する」をモットーに、二輪車・四輪車の販売店における安全運転普及活動をはじめ、専用施設での参加体験型実践教育の安全運転スクールを開催し、これまでに累計約454万人に受講いただいている。
　本スクールは、実技を主体とした参加体験型カリキュラムを通じて、二輪車・四輪車の特性を理解し、自らの運転能力を把握することにより、安全運転に対する意識および運転技術の向上を目的としたものであり、全国8ヵ所の交通教育センター（もてぎ、和光、埼玉、浜松、浜名湖、鈴鹿、福岡、熊本）にて開催する。本年度の主なスクールの開催概要は以下の通り。

初心者からベテランまで幅広い層の二輪ユーザーを対象としたカリキュラム。お客様の指向と技量に応じ、オンロード（初級、中級、上級）とオフロードの各種コースを設定するとともに、豊富なトレーニング車両を取りそろえ、全国8ヵ所の交通教育センターで合計401回開催する（4月～9月）。会社帰りなどに便利な夕刻に開催される「サンセットコース」や、二人乗りの技術が学べる「タンデムコース」も開催する。

小学生とその保護者を対象に、バイクを通じた親と子のコミュニケーションの場を提供し、バイクの楽しさを伝える「親子でバイクを楽しむ会」を全国5ヵ所の交通教育センター（もてぎ、埼玉、浜名湖、鈴鹿、熊本）で合計116回開催する（4月～9月）。

公道で走るのが不安、車庫入れが苦手などのお客様の悩みや不安解消にお応えする「初級コース」、より運転の楽しさを追及し、運転技術の向上を目指すお客様のためのコース「中級コース」「上級コース」を設定し、全国7ヵ所の交通教育センター（もてぎ、和光、埼玉、浜名湖、鈴鹿、福岡、熊本）で116回開催する（4月～9月）。

また、万一の際の運転テクニックや安全への知識を増やせると好評をいただいている山野哲也氏（レーシングドライバー）を特別講師に迎えたプログラム「山野哲也スポーツ＆セーフティ」を今年度も引き続き開催する（埼玉・鈴鹿・熊本）。

本スクールについてのお問い合わせは、下記の各会場またはホンダ安全運転普及本部
（TEL：048-452-0304　弊社ホームページ：http://www.honda.co.jp/safetyinfo/）まで。