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ニュースリリース

2006年09月25日

ブラジル向け「フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV)」を開発

 Hondaは、ガソリンエンジンをベースに、エタノール燃料でもガソリンとエタノールの混合燃料(以下、エタノール混合燃料)でも走行可能な「フレキシブル・フューエル・ビークル(FFV)」を開発した。

シビックFFV(プロトタイプ)

シビックFFV(プロトタイプ)

 エタノール混合燃料では、混合割合によって低温始動性への影響度、空燃比や出力などが変化するため、安定した動力性能や燃費、排出ガスレベルを維持することが課題であった。
今回のHondaシステムでは、排気系に取り付けた排ガス濃度センサーの出力からタンク内の燃料性状を推定することにより、エタノール混合燃料のエタノール比率が20%から100%までの対応を可能としながら、ガソリン車と同等の動力性能、優れた低燃費も実現している。さらに、サブタンクを用いたコールドスタートシステムにより、外気温が低い場合の始動性も確保されている。

 ブラジルなどで使用されているバイオエタノール燃料は、サトウキビ等の植物を原料としており、これを燃焼した場合に放出されるCO2は、もともと植物が大気中のCO2を光合成により取り込んだもので、大気中のCO2濃度には影響を与えない。よって、石油の代替燃料であると同時に、地球温暖化対策としても注目されている燃料である。

 Hondaはエタノール燃料の普及が進んでいるブラジルで、2006年中に、FFVの発売を予定している。

フィットFFV(プロトタイプ)

フィットFFV(プロトタイプ)

エンジンスペック (Honda テスト値)

  シビックFFV フィットFFV
排気量 1.8L 1.4L
最高出力 103kW(140ps)/6,200rpm(エタノール※1
102kW(138ps)/6,200rpm(ガソリン※2
61kW(83ps)/5,700rpm(エタノール※1
59kW(80ps)/5,700rpm(ガソリン※2
最大トルク 174N・m(17.7kg・m)/4,300rpm(エタノール※1
172N・m(17.5kg・m)/5,000rpm(ガソリン※2
119N・m(12.1kg・m)/2,800rpm(エタノール※1
116N・m(11.8kg・m)/2,800rpm(ガソリン※2
  • ※1エタノール100%
  • ※2エタノール22%混合ガソリン