ニュースリリース

2006年04月13日ニュースリリース

「アキュラ」がアメリカン ル・マン シリーズに参戦

本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州 トーランス、社長:近藤 広一)は、2006年4月12日に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

ご参考

 アメリカン・ホンダモーターは、アキュラブランドで、2007年アメリカン ル・マン シリーズのLMP2クラスに参戦すると発表した。1986年の設立から、アキュラブランドがレースに参戦するのは初めてとなる。

アメリカン ル・マン シリーズ参戦 アキュラプロトタイプ

アメリカン ル・マン シリーズ参戦 アキュラプロトタイプ

 アキュラのスポーツカープロトタイプが2007年3月の第55回Mobil 1 セブリング12時間耐久レースでデビューする。エンジンはアメリカン・ホンダモーターの100%出資レース会社、ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント(HPD、カリフォルニア州サンタクラリタ)が設計開発する。シャシーは、イギリスのローラ(Lola Cars International Ltd.)やフランスのクラージュ(Courage)などを含む複数メーカーのものを採用する。LMP2クラスでの参戦後、LMP1クラスでの参戦も検討している。

 「今年がアキュラ設立から20周年の記念の年であり、アメリカン ル・マン シリーズへの参戦はアキュラの技術力や性能の高さを示すのに最も適したレースである。この参戦によって、アキュラが性能や先進技術において、業界のリーダーであることを示したい。」とアメリカン・ホンダモーターのシニア・バイスプレジデントのジョン・メンデルは語った。

 今年の夏より、マシンテストを開始する。チームやドライバーについての発表は、後日行われる。

 アメリカン ル・マン シリーズは、年間で10戦行われ、2,600万人以上が観戦している耐久スポーツカーレースである。1952年から行われているセブリング12時間耐久レース、ロードアメリカ、ミッド・オハイオ・スポーツカーコース、ラグナセカ、ライムロックパーク、ロードアトランタなどが主なレースである。スポーツカープロトタイプや量産車ベースのグランド・ツーリング車が参戦し、メーカーのファクトリーチームやプライベートチームが参加している。メーカーで現在参戦しているのは、アウディ、ポルシェ、BMWとシボレーである。

2007年参戦マシン エンジンスペック
タイプ:自然吸気 V8 3.4L
馬力:500hp以上

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アメリカン ル・マン シリーズ概要

2006年スケジュール

第1戦 3/18 The 54th Annual Mobil-1 Twelve Hours of Sebring Sebring International Raceway, Sebring, Florida
第2戦 5/12 Lone Star Grand Prix Downtown Street Course, Houston, Texas
第3戦 5/21 American Le Mans at Mid-Ohio Mid-Ohio Sports Car Course, Lexington, Ohio
第4戦 7/1 New England Grand Prix Lime Rock Park, Lakeville, Connecticut
第5戦 7/15 Grand Prix of Utah Miller Motorsports Park, Salt Lake City, Utah
第6戦 7/22 Portland Grand Prix Portland International Raceway, Portland, Oregon
第7戦 8/20 Generac 500 at Road America Road America, Elkhart Lake, Wisconsin
第8戦 9/3 Grand Prix of Mosport Mosport Internatioanl Raceway, Bowmanville, Ontario, Canada
第9戦 9/20 Petit Le Mans Road Atlanta Motor Sports Center, Braselton, Georgia
第10戦 10/21 Monterey Sport Car Championships Mazda Raceway Laguna Seca, Monterey, California