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ニュースリリース

2005年04月20日

世界初、電子制御技術採用の次世代汎用エンジン「iGX440」を新発売

 Hondaは、単気筒汎用エンジンとして世界初※1となる回転数電子制御技術を採用した次世代汎用エンジン「iGX440」(最大出力15馬力、排気量438cm3)を新開発し、各種作業機械メーカーへの販売を7月より開始する。

次世代汎用エンジン「iGX440」

次世代汎用エンジン「iGX440」

 「iGX440」は、Hondaが新開発した、バッテリー不要の世界初※1回転数電子制御技術「新電子ガバナ※2(STR※3GOVERNOR)」を採用。新電子ガバナは、ECU(電子制御ユニット)が常にスロットル開度と回転数を監視、エンジンへの負荷が変化した場合でもスロットルを電子制御し、設定された回転数を安定保持するシステムである。この「iGX440」を搭載した作業機械の要求に適した回転特性の選択や最高回転数・アイドル回転数などの設定が可能となる。また、作業機械側のECUとエンジンのECUが通信することで、作業機械側のECUがエンジンの回転数を制御し、作業機械の操作性を向上することも可能としている。
 さらに、自動燃料コック※4、オートチョーク※5の採用などにより、コックの開閉作業やチョークの調整作業を不要とし、使い勝手を大幅に向上している。
 また、世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護庁(Environmental Protection Agency:EPA)PhaseII規制値とカリフォルニア大気資源局(California Air Resources Board:CARB)TierII規制値を、約30%下回るエミッションレベルを実現※1し、世界最高水準の環境性能を有している。同クラス※6モデルと比較し、燃費を約15%※7向上。騒音においては約4db(A)※8低減する静粛性を実現している。
 Hondaは、今後、この知能化した技術を採用したiGXシリーズを、次世代汎用エンジンの新基準としてラインアップを拡大する予定である。

  • ※1Honda調べ
  • ※2ガバナ・・・回転数調速機構(負荷変動に関わらず回転数を保持する機構)
  • ※3Self Tuning Regulator・・・自己調整装置
  • ※4自動燃料コック・・・エンジン運転に連動して、自動的に燃料を供給/停止する機構
  • ※5オートチョーク・・・始動時の混合気を濃くするために空気取り入れ口を自動的に絞る機構、セルフスターター仕様に装備
  • ※615馬力クラス
  • ※71時間あたり、EPAモード運転作業時
  • ※8EU騒音規制 発電機測定モード

販売計画台数(全世界・年間)

13,000台

「iGX440」の主な特長

世界初※1「新電子ガバナ※2(STR※3GOVERNOR)」

新開発の世界初※1新電子ガバナは、自己のパワーコイル※9からの自己発電でECUを作動させるためバッテリーが不要で、ECU(電子制御ユニット)が常にスロットル開度と回転数を監視、エンジンへの負荷が変化した場合でもスロットルを電子制御し、設定された回転数を安定保持するシステムである。「iGX440」を搭載した作業機械の要求に適した9パターンの回転特性の選択や、最高回転数・アイドル回転数などを自由自在に設定でき、さまざまな作業機械への搭載にも自在に対応。

  • 一定回転数保持
    ECUが回転を正確に制御することで、設定回転のバラツキと気温変化・ならし前後時・負荷による回転変動が、極めて少ない。
  • DBW(ドライブ・バイ・ワイヤ)
    操作系は全てワイヤ(電線)で接続。操作荷重が軽く、リモートによる回転調整設定の際、作業機械側スイッチとエンジンとの接続が、カプラー結線のみのワンタッチで可能。
  • 通信エンジン制御
    作業機械側のECUとエンジンのECUが通信することで、作業機械側のECUがエンジンの回転数を制御し、作業機械の操作性を向上することも可能。
  • 診断機能
    LEDの点滅でエラーの確認や簡易故障診断が可能。パソコンとの接続により、運転履歴などが確認でき、更に詳しい故障診断も可能。
  • ※9パワーコイル・・・ECUを作動させるためのエンジンに設定された電源コイル

使いやすさ

始動時や作業終了時の開閉の手間を省く自動燃料コック※4や、調整作業が不要なオートチョーク※5、メンテナンスインターバルの長い新素材のエアクリーナー、ガソリンを注入しやすい大径給油口などの採用により、使いやすさを向上。

環境性能

世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護庁(EPA)PhaseII規制値とカリフォルニア大気資源局(CARB)TierII規制値に対し約30%のエミッションの低減を実現※1。世界最高水準の環境性能を有している。同クラス※6モデルと比較し、燃費を約15%※7向上し、騒音も約4db(A)※8低減する静粛性も実現している。

主要諸元

名称 iGX440
形式 空冷4ストローク単気筒ガソリンエンジン(OHC)
総排気量(cm3 438
全長×全幅×全高(mm) 407×505×454
装備重量(kg) 45
乾燥重量(kg) 39
シリンダー数/内径×行程(mm) 1/88×72.1
最大出力(グロス)/
回転速度[kW(PS)/rpm]
11.2(15)/3,600
回転方向 左(出力軸側より見て)
使用燃料 自動車用無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L) 6.5
潤滑油量(L) 1.1
気化器 バタフライ方式
点火方式 CDI
調速制御方式 電子式(STR GOVERNOR)
始動方式 リコイルスターター セルフスターター
チョーク マニュアル オート
燃料コック オート オート

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