ニュースリリース

2005年12月14日ニュースリリース

国内四輪 新販売チャネル施策と、アキュラブランド導入を発表

~「お客様の喜び・満足」の最大化と、新たな「喜びの創造」に向けて~

 Hondaは、「お客様の喜び・満足」の最大化へ向け、お客様視点から、ホンダブランドのクルマ全てをホンダディーラーでご購入、サービスいただけ、お客様が一度購入されたディーラーから継続的にご満足いただける営業・サービスの提供ができるよう、現在の国内販売チャネル「プリモ」「クリオ」「ベルノ」3チャネルを2006年3月に「ホンダ」チャネルへ統合する。
あわせて、卓越した先進技術力をコアに、一つ一つのモデルの個性が際立つ商品をお届けするプレミアムブランド、「アキュラ」を2008年秋に国内へ導入すると発表した。

 この施策は、取巻く社会・市場環境の変化やお客様の価値観の多様化、ニーズの高度化に対応すべく、これまでの3チャネル体制での販売台数の拡大やお客様満足向上活動により着実に増やしてきたお客様(ホンダ総保有数 約900万台)の喜び・満足の最大化と、「アキュラ」ブランド商品を通じた新たな喜びの創造、提供による、国内四輪の更なる発展と飛躍を目指した販売網の再構築、強化である。

「お客様の喜び・満足」の最大化へ向けた「ホンダ」チャネル統合

 Hondaは、クルマに対するお客様のライフスタイルに合わせ、1978年に「ベルノ」、1984年に「クリオ」、1985年には「プリモ」を立ち上げ、3チャネル体制を構築し、当時の需要拡大を背景に、商品ラインナップの拡充を進め、販売台数、販売拠点の拡大を図ってきた。
また、1984年よりCSI調査を開始するなど、常に「お客様満足」に軸をおいた取組み強化により、ホンダユーザーを着実に増やし、ディーラーの自立化も大きく進展した。
 一方で、国内市場が成熟期に入り、取巻く社会・市場環境も転換期を迎え、より市場環境が厳しさを増している中、今後、これまで着実に増やしてきたお客様の満足を生涯に亘り、永続的に高めていくことがより重要になってくる。
 こうした考えに基づき、ホンダブランドのクルマすべてを購入、サービスいただけ、お客様が一度購入されたディーラーから代替、増車など継続的に高い営業・サービスの提供ができるよう「ホンダ」チャネルへ統合すると共に、既存の拠点・戦力を最大活用と、最適な拠点展開を進め、ホンダブランドを前面に押し出したお客様にわかりやすい店舗ネットワークを順次展開していく。

新たな「喜びの創造」と、国内の更なる発展と飛躍へ向けた「アキュラ」ブランド導入

 近年、自動車市場において、お客様の価値観の多様化、ニーズの高度化が急速に進みつつある。Hondaは、これらの変化に積極的に対応し、新たな喜びを創造、提供していくとともに、ホームマーケットである国内の更なる発展と飛躍に向け、「走り」や「個性」を際立たせたプレミアムブランド「アキュラ」を国内へ導入する。2008年秋より全国100拠点程度でスタートし、都市部の強化、セダンの強化、高級車領域の拡販へ向けてチャレンジしていく。

 Hondaは、販売チャネル統合により、「お客様の喜び・満足」の最大化に向けた取組みを加速させるとともに、「アキュラ」ブランド導入による「喜びの創造」と、新たな領域へのチャレンジにより、80万台/年以上の安定販売を目指していく。

国内四輪 新販売チャネル施策と、アキュラブランド導入
  • 「アキュラ」は1986年に米国でスタートしたプレミアムブランド