Hondaの二輪車、四輪車、汎用製品を輸入販売するアルゼンチンの現地法人、ホンダ・モトール・デ・アルへンティーナ エス・エー(社長:吉野 健三)は、2006年半ばより、アルゼンチン ブエノスアイレス州フロレンシオ・バレーラ市において、二輪車の現地生産を開始すると発表した。
具体的には、約100万USドル(約1.2億円)を投資し、年間1万5千台の生産能力を持つ設備を設置、現地で好評を博している主力機種「C105 Biz」(カブタイプ)の生産を行なう。なお、生産開始に伴い、新たに30人の従業員を雇用する。
アルゼンチンの二輪車市場は、2002年(約1万3千台)以降、急成長しており、05年1-11月実績は、約16万4千台(前年比:300%)、Hondaの販売も約36,500台(前年比:235%)と好調に推移している。2005年の二輪車市場は、約17万5千台(前年比:270%)を見込んでおり、Hondaも過去最高となる約4万台(前年比:220%)の販売を予定している。今後も、アルゼンチンの二輪車市場はさらなる拡大を見込んでおり、将来は、南米において、ブラジルに次ぐ第二の市場への成長が期待される。
Hondaは、アルゼンチン経済が安定し、二輪車の今後の成長が期待できる状況になったことで、「需要のあるところで生産する」という考えから、現地生産の開始を判断した。今後も拡大する市場のニーズに応えるとともに、お客様の期待を上回る商品の供給に努めていく。
1978年8月
アルゼンチン ブエノスアイレス市
1,631万8千 アルゼンチン ペソ
本田技研工業(株) 95.4%、ホンダ・オートモベイス・ド・ブラジル・リミターダ 4.6%
社長 吉野 健三(ヨシノ ケンゾウ)
Honda製二輪車、四輪車、汎用製品の輸入・販売
74名(2005年11月末)