ニュースリリース

2005年10月31日ニュースリリース

タイでアジア大洋州四輪研究所を設立し、研究開発体制を強化

Hondaの研究開発子会社である株式会社本田技術研究所(本社:埼玉県和光市、社長:白石基厚)は、タイ時間2005年10月31日午後1時(日本時間10月31日午後3時)に以下を発表いたしましたので、その内容をご案内いたします。

 <ご参考>
 Hondaの研究開発子会社である株式会社本田技術研究所は、タイ王国にて四輪研究所法人設立の認可を取得したと発表した。急拡大するアジアの自動車市場において、多様化するお客様のニーズに迅速に対応し、現地での研究開発体制を強化することを目的とする。2005年12月1日に新会社を設立し、2007年に新研究施設を開設、将来的にはテストコースも建設する予定。総投資額は、約24億バーツ(約70億円)を見込んでいる。

 この現地法人ホンダアールアンドディアジアパシフィックカンパニー・リミテッド(Honda R&D Asia Pacific Co., Ltd.)は、現地調達部品開発に加え、商品企画、スタイリング研究、完成車テストなど、商品開発全般の幅広い活動を現地で展開していく。これによりタイを拠点として、アセアン地域、南西アジア地域、東アジア地域、オセアニア地域を含めたアジア大洋州全域の商品開発体制を強化し、現地に根付いた活動を行っていく。

 タイでは、既に2004年12月にアセアン地域向けの二輪研究所としてホンダアールアンドディサウスイーストアジアカンパニー・リミテッド(Honda R&D Southeast Asia Co., Ltd.)を拡大し、二輪車の研究開発を強化している。今回の四輪研究所設立により、開発機能の現地化を更に加速していく。

新会社 概要

社名

ホンダアールアンドディアジアパシフィックカンパニー・リミテッド
(Honda R&D Asia Pacific Co., Ltd.)

設立

2005年12月1日(予定)

所在地

タイ王国バンコク都内(予定)

資本金

2億バーツ(約5.8億円)

出資比率

株式会社本田技術研究所 100%

総投資額

約24億バーツ(約70億円)

従業員数

約120名 (2007年予定)

事業内容

アジア大洋州向け四輪車の研究開発活動
現地調達部品開発、商品企画、スタイリング研究、完成車テストなど