ニュースリリース

2005年09月30日ニュースリリース

インドネシアで二輪車の第三工場の稼動を開始

Hondaのインドネシアの二輪車生産・販売の合弁会社であるピー・ティ・アストラホンダモーターは、現地時間2005年9月30日午後2時30分(日本時間午後4時30分)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

 Hondaのインドネシアの二輪車生産・販売の合弁会社であるピー・ティ・アストラホンダモーター(社長:山下 稔)は、第三工場の稼動開始および、累計生産1,500万台達成の式典を行った。
 第三工場の生産能力は約100万台/年、総投資額は約1.4億US$(約150億円*注1)。第三工場の稼動により、アストラホンダは第一、第二工場とあわせ300万台/年の生産能力を持つこととなる。

(*注1)1US$=約110円

インドネシア第三工場

インドネシア第三工場

 式典に出席したHondaの専務取締役でアジア・大洋州本部長の土志田諭は、「インドネシアにおいて、Hondaの二輪車が1,500万人のお客様にご愛顧いただいてきたことは、この上なく大きな喜びである。この新工場の稼動により、急拡大する市場のニーズに応え、さらにお客様の期待を上回る商品・技術の投入により、今後も多くのお客様に喜んでいただきたい。」と語った。

 インドネシアの二輪車市場は、2004年の約427万台(前年比約139%)から、2005年には約550万台(前年比約130%)へと拡大する見通しであり、中国・インドに次いで世界で3番目に大きな市場となっている。Hondaはスープラシリーズ、カリスマシリーズといったカブタイプの二輪車を中心に2004年には約204万台(前年比約129%)を販売した。2005年にはカブタイプの主力機種を一新し、前年比132%に販売を拡大している(05年1-8月累計)。2005年5月からは、第三工場のエンジンラインを先行稼動して増産体制をとっていたが、今回の全工程稼動により100万台の生産能力がプラスされ、さらなる市場の拡大へ対応していく。

ピー・ティ・アストラホンダモーター(PT Astra Honda Motor)概要

設立

2000年12月

稼動開始

2001年1月

本社所在地

ジャカルタ市

資本金

1,850億ルピア

出資比率

本田技研工業(株)50%、ピー・ティ・アストラインターナショナル50%

代表者

社長 山下 稔(ヤマシタ ミノル)

事業内容

二輪車の部品製造、エンジン・車体組立及び卸販売

従業員数

約13,000名(2005年9月末予定)

生産能力

300万台/年(第一工場110万台、第二工場90万台、第三工場100万台)

生産機種

スープラ X125(125ccカブタイプ)、スープラ フィット(100ccカブタイプ)、メガ プロ(156ccスポーツタイプ)、タイガー2000(200ccスポーツタイプ)等

第三工場 概要

稼動開始

2005年9月30日

所在地

ブカシ市MM2100工業地区

敷地/建屋面積

敷地面積30ヘクタール/建屋面積8.8ヘクタール

総投資額

1.4億US$(約150億円)

生産能力

約100万台/年