Hondaは本日、地元関係者を招待して、熊本製作所(所在地:熊本県菊池郡大津町、所長:宅野 和昭)にかねてより建設を進めてきた新汎用機工場の完成記念式典を行った。
この汎用機工場は、エンジン組立、完成機(発電機・コージェネレーションシステム)組立などの工程をもち、部品から製品までの一貫した物流レイアウトや電気部品組立設備導入などにより高効率な生産を行う。また、新工場にあわせ敷地内の既存鋳造工場の汎用エンジン加工ラインも増設した。
Hondaは2002年1月より、市場の変化に柔軟に対応できる生産体質の構築を目的に浜松製作所から熊本製作所へと汎用生産移管を進めてきた。汎用機工場の完成により船外機を除く汎用製品の生産は熊本製作所に集中し、熊本製作所における汎用エンジン生産能力は年間125万基、完成機生産能力20万台の工場となる。
Hondaは2004年全世界で550万台以上の汎用製品を販売しており、今後はこの新工場がHondaの汎用生産のマザー機能としての中核を担うことになる。
2004年8月1日
2005年1月6日
9,830m2(増設加工ライン含む)
13億3百万円(設備含む)
汎用エンジン(V-ツインエンジン、GCVエンジン、水冷エンジン)、発電機、
コージェネレーションシステム、ハイブリッド除雪機の電気モーター
宅野和昭(たくの かずあき)
熊本県菊池郡大津町大字平川1500
1976年1月
1,788,000m2
2,831名(2004年12月末)
汎用エンジン、コージェネレーションシステム、軽四輪エンジン、二輪車(カブシリーズ、小型オートバイ、スクーター)