ニュースリリース

2005年01月12日ニュースリリース

北米国際自動車ショー Hondaプレスコンファランスについて

<ご参考>
 米国ミシガン州デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー(プレスデー:2005年1月9日~11日、一般公開日:1月15日~23日)において、Honda社長の福井威夫は、環境・安全技術について以下を発表した。

 安全技術では、走行状態、前走車との距離や相対速度から追突の危険性を判断し、警報によりドライバーに回避操作を促すとともにブレーキを制御して速度の低減を行う、世界初の「追突軽減ブレーキ」をAcura RLに今年秋より設定する。

 また、今年フルモデルチェンジを予定しているシビックは、「Safety for everyone:すべての人に安全を」という考え方にもとづき、アンチロックブレーキ、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、歩行者傷害軽減技術や、コンパティビリティ対応ボディなど最新の安全技術を採用し、コンパクトセグメントにおいて新たな基準となる高い安全性能を実現する。

 環境技術においては、高知能なVTEC機構により、発進・加速時など高出力が必要な場合には6気筒燃焼、クルーズ時などには片側3気筒を休止させて走行することにより、力強い余裕の走りと低燃費を両立する「可変シリンダーシステム」を、北米オデッセイ(2004年発売)、アコード ハイブリッド(2004年発売)に続き、2006年モデルのパイロットにも採用する。

 また、燃料電池技術においては、世界で初めて氷点下での始動を可能にした燃料電池自動車、「Honda FC STACK」搭載「FCX」を、昨年ニューヨーク州政府に販売した。また、今年は一般顧客の使い勝手でFCXを検証するために、個人顧客へのリースを予定している。