ニュースリリース

2005年01月11日ニュースリリース

次世代型トラック「Ridgeline」を発表

本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州 トーランス、社長:近藤 広一)は、2005年1月10日に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

<ご参考>
 アメリカン・ホンダモーターは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー(プレスデー:2005年1月9日~11日、一般公開日:1月15日~23日)で、2005年3月に発売する、次世代型トラック「Ridgeline(リッジライン)」を発表した。

Ridgeline

Ridgeline

 「Ridgeline」は、MDX、Pilot、Elementに続き、Hondaの米国研究開発拠点であるHonda R&D Americas, Inc.が開発した4番目のライトトラックモデルで、Honda of Canada Manufacturingで生産される。価格帯は27,000ドルから32,000ドルの予定で、当初12ヵ月の販売台数は50,000台を計画している。

 「Ridgeline」は、乗車定員5名でフルサイズトラックに匹敵する広い室内空間を持つ。2列目座席は、下部にゴルフバッグを入れられる収納スペースがあり、60:40分割の座面を両方跳ね上げると、フルサイズのマウンテンバイクも収納できる。荷台は、全長が5フィート(約1.52メートル)で、専用のデュアル・アクション・テールゲートは、下に倒すことも横に開けることも可能で、荷物にあわせた積み下ろしを可能にしている。Hondaの二輪車、船外機、汎用製品を使った生活の中心としてデザインされた「Ridgeline」は、フルサイズのATV、または大型オフロードバイク2台の積載が可能である。また、業界初の機能として、荷台の床の後部を持ち上げると現れる収納スペース(In-Bed Trunk)も採用している。また牽引能力は、2名乗車時で5,000ポンド(約2,250kg)を実現している。

 エンジンは3.5L V6エンジンを搭載、255馬力の最高出力と252lb.-ft.の最大トルクを発生しながら、クラス最高レベルの燃費(市街地16mpg、ハイウェイ21mpg)とピックアップトラックでは初のULEVの排出ガスレベルを達成している。また、VTM-4WD(Variable Torque Management 4-Wheel Drive System)を採用、ピックアップ初の4輪独立サスペンションと併せ、優れた乗り心地と全天候性能、オフロード走行性能を両立している。