ニュースリリース

2004年08月30日ニュースリリース

大好評の「サ・ラ・ダ」にさらに高出力エンジンを搭載した 小型耕うん機「サ・ラ・ダ」FF500を追加し発売

 Hondaは、「簡単操作」、「楽々作業」、「移動しやすさ」が特徴の小型耕うん機「サ・ラ・ダ」に、最大出力5.5馬力のエンジンを搭載し、耕うん深さ、作業効率をさらに高め、家庭菜園を楽しむ初心者から自家用作物を栽培する農家まで幅広いニーズに対応した小型耕うん機「サ・ラ・ダ」FF500を追加し、9月1日(水)より全国のHonda汎用製品取扱店から発売する。また、同機種をベースにしたホームセンター向け商品「FF500H」も、Honda特約ホームセンターから発売する。

小型耕うん機「サ・ラ・ダ」FF500

小型耕うん機「サ・ラ・ダ」FF500

 2003年3月発売の「サ・ラ・ダ」FF300は、発売以来、累計約10,000台を販売し、耕うん作業にコツや力を必要とせず、初心者でも簡単に扱えることから大変好評を得ており、“Do you have a Honda?”の企業CMでも話題を呼んだ。今回高出力エンジン搭載の「サ・ラ・ダ」FF500の発売により、Hondaの小型耕うん機は12機種の充実したラインアップとなり、お客様の用途や菜園の広さなどきめ細かなニーズに対応し、小型耕うん機市場の一層の拡大を図る。

 この「サ・ラ・ダ」FF500は、フロント同軸同時正逆転ロータリー<ARS>(Active Rotary System)の採用と、バーチカルエンジン(Honda e-SPECエンジン)を機体中央に配置させたミッドシップレイアウトにより、軽量・コンパクト・左右対称バランスを実現し、作業者への安心感と抜群の直進性能を確保している。

 また、新開発の片側10枚刃ロータリーと独自の耕うん爪の配列により、深堀り(最大耕深200mm)と確実な耕うん(最大耕幅550mm)を実現し、約300坪(992m2)以上の広い菜園面積を持つユーザーも満足させるHonda小型耕うん機の高性能モデルである。さらに、前進3速(作業2速)、後進1速を装備した専用設計のトランスミッションと、自走式の大径タイヤにより、耕うんだけでなく、畑までの移動にも力がいらず、高齢者や女性ユーザーにも優しい設計となっている。

※ Honda調べ、2003年3月~2004年7月 

小型耕うん機「サ・ラ・ダ」FF500H

小型耕うん機「サ・ラ・ダ」FF500H

販売計画台数(国内・年間合計)

5,500台(特約店/Holiday含む)

メーカー希望小売価格

FF500(特約店)

207,900円(消費税抜き本体価格 198,000円)

FF500H(Holiday)

207,900円(消費税抜き本体価格 198,000円)

「サ・ラ・ダ」FF500の主な特長

優れた耕うん性能

  • コンパクトながら、最大耕深200mmとクラストップ※1の耕深が可能。
  • ガソリン1L当りの耕うん面積は約926m2(279.8坪)と、クラストップ※2の省燃費性能。
  • 耕うんをはじめ、中耕(耕幅310mmに調整可能)、うね立てなどの管理作業を効率的に1台でこなす。
  • ※1Honda調べ、5.5馬力以上6.2馬力以下クラス、土壌硬度15mm時
  • ※2Honda調べ、5.5馬力以上6.2馬力以下クラス、土壌硬度15mm、耕深100~120mm時

扱いやすさ

  • バーチカルエンジンを車体の中央に、作業部分(ロータリー)を前方に配置することにより、軽量・コンパクト・左右対称バランスを実現し、作業者への安心感と抜群の直進性能を確保。
  • エンジンを低重心に配置し、Honda独自の同軸同時正逆転ロータリー<ARS>(Active Rotary System)を機体前方に配置することで初心者でも簡単に深く耕せる能力と優れた直進安定性を実現し、壁際まで耕うん作業を可能としている。
  • ワンタッチフロント車輪の操作により、作物に合わせた耕うん深さ設定と一定の耕うんの深さでの作業が可能。(耕深5段階調整:20/60/120/160/200mm)
  • ワンタッチフロント車輪を下げるとロータリーが地面から離れ、楽に移動が可能。
  • うね間での中耕作業に便利な耕幅と車輪幅の2段階調整が可能。(耕うん時:550mm/中耕時:310mm)
  • ループハンドルの採用により、作業姿勢の変化にも柔軟に対応。ハンドル高さは2段階に調整可能。
  • チョークノブ/リコイルスターター/エンジンスイッチが手元に配置され、始動時に便利。

高い経済性と環境性能

  • 1時間あたりの燃料消費量0.66Lと、クラストップ※3の低燃費を実現。
  • 世界で最も厳しい排出ガス規制である米国環境保護庁(EPA)フェーズ2規制値とカリフォルニア州大気資源局(CARB)TierII規制値をクリアしたHonda e-SPECエンジン「GCV160」を搭載。
  • エンジンメカ音の低減などにより、同出力帯の耕うん機※4に対して5dB(A)低減した82dB(A)と低騒音を実現。欧州騒音規制2006年ステージ2をクリア。
  • ※3Honda調べ、5.5馬力以上6.2馬力以下クラス
  • ※4FU650に対して

先進フォルム

  • ハイエンドユーザーにも納得の力強さと、直進作業のしやすさを追求した左右対称低重心フォルムを実現。

主要諸元

全長×全幅×全高<ハンドル高>(mm) 1,730×585×1,045
乾燥重量(kg) 74
装備重量(kg) 78
エンジン名称 GCV160(e-SPEC)
エンジン形式 空冷4ストローク(OHC)
総排気量(cm3 160
出力/回転速度[kW(PS)/rpm] 2.1(2.8)/3,000〈最大4.1(5.5)〉
最大トルク[N・m(kg・m/rpm)] 11.4(1.16)/2,500
使用燃料 自動車用無鉛ガソリン
燃料タンク容量(L) 1.8
点火方式 トランジスタ式マグネト
始動方式 リコイルスターター
主クラッチ方式 シュークラッチ式
変速段数 前進3速(作業2速)
後進1速
操向クラッチ方式 デフ
耕幅(mm) 550/310
爪径(mm) 330
ロータリー回転数(rpm) 141(同軸同時正逆回転)

お客様からのお問い合わせは、 「お客様相談センター 0120-112010(いいふれあいを)」へお願い致します。