ニュースリリース

2004年07月15日ニュースリリース

ホンダエンジニアリング(株)、中国に現地法人を設立

 Hondaは、中国に子会社であるホンダエンジニアリング(株)の現地法人を設立すると発表した。Hondaの中国における各生産拠点の事業拡大に伴い、生産台数の増加、新機種の投入などを安定的に実現していくために、生産技術の現地支援活動を強化する。

 具体的には、各生産拠点における量産設備の進化・改良、および高精度な生産金型の現地生産など、現地の生産現場に密着した生産技術の支援活動を行い、時間面、コスト面とも効率向上を進め質の高い「生産現場」づくりを目指していく。

 ホンダエンジニアリングは、Hondaの生産技術部門であり、生産技術戦略の立案から研究開発、設計、商品化、製造、据付けとトータルに、世界中のHondaの生産拠点の最適なモノ造りをサポートしている。今回の中国の現地法人は、海外における拠点としては、北米(アメリカ)、欧州(イギリス)、アジア(タイ)に続く、四ヵ所目の拠点となる。

 Hondaは現在中国において、広州本田汽車有限公司の24万台体制を磐石なものとしていく一方で、4月より稼動した東風本田汽車(武漢)有限公司についても12万台生産体制への拡大を計画している。急速に成長する中国市場において、お客様の声に機敏に応えていくために、生産体制においてもスピードと高い質を両立していく。

新会社の概要

社名

本田生産技術(中国)有限公司 (予定)
Honda Engineering China Co., Ltd.

所在地

広州市広州経済技術開発区(広州本田より東方約6km)

代表者

鈴木茂夫(総経理)

事業内容

中国生産拠点の量産設備の進化・改良、新機種立上げ支援、金型の生産

資本金

818万USドル(1ドル=8.278元換算で6772万元)

出資比率

ホンダエンジニアリング株式会社 80%
本田技研工業(中国)投資有限公司 20%

設立予定

2004年8月