ニュースリリース

2004年05月08日ニュースリリース

Honda、アラバマ工場第二ラインのラインオフ式典を開催

  • Hondaの米国における生産子会社であるホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマ(所在地:アラバマ州リンカーン市 社長:加藤正彰)は、現地時間5月7日午前11:30(日本時間:5月8日午前1:30)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。

<ご参考>
 ホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマ(Honda Manufacturing of Alabama, LLC 略称:HMA 所在地:アラバマ州リンカーン市 社長:加藤正彰)は本日、ボブ・ライリー アラバマ州知事をはじめとする地元関係者らを招待し、同工場第二ラインにおいてSUV「パイロット」のラインオフ式典を開催した。

 HMAはエンジンの素材成型、機械加工、組立から、車体の組立までを行う一貫生産工場として2001年11月よりミニバン「オデッセイ」と、搭載するV型6気筒エンジンの量産を開始した。2002年9月には生産能力を当初計画の年産12万台から15万台まで拡大している。
 さらに2002年10月に、約4億2,500万ドルを投資し年間生産能力15万台の第二ラインを第一ラインに隣接して着工。2004年4月27日よりSUV「パイロット」の生産を開始した。第二ラインでは、第一ラインと同様に完成車の溶接、塗装、組立と、それに同期するエンジン組立を行っている。プレス、樹脂成型、エンジン部品の鋳造・機械加工については既存の設備を増強して対応している。

 開所式に出席したHondaの社長 福井威夫は、1979年にオハイオで北米での生産活動を開始して以来、現地アソシエイトが着実に成長し、今日のアラバマでの第二ラインの完成にまでつながったことに触れ、「25年前にオハイオで植えた種が育ち、本日アラバマで立派に成長した木を見ることができて嬉しい。HMAはHondaが北米のお客様の期待に応えていく上で、もはや欠かせない重要な拠点に成長した。」と語った。
 また、HMAの社長 加藤正彰は「アソシエイトのみなさんの熱意と手腕により、第二ライン量産開始という新たな成功を歴史に刻むことができた。常にお客様のHonda製品に対する要望に目を向け、パイロットの量産を立ち上げたアソシエイトたちを誇りに思う。」と語った。

 この第二ラインの完成により、HMAへの累計投資額は約10億ドルに達する。2005年中には第一、第二ライン合わせて年産30万台のフル稼働に達する見通しで、現在の雇用数3,300名は、その時点で4,300名に増える計画である。
 Hondaは1979年に北米で二輪車の生産を開始して以来、2004年9月に25周年を迎える。HMA第二ラインの完成により、Hondaの北米における四輪車の年間生産能力は140万台に達し、Hondaの北米事業への累計投資額は約80億ドルを超え、北米での直接雇用は30,000人以上となった。

以上