ニュースリリース

2004年02月04日ニュースリリース

鈴鹿製作所、少量生産車種の一貫生産を5月より開始

 Hondaは、栃木製作所高根沢工場の少量生産車種(NSX、インサイト、S2000)の鈴鹿製作所への移管を、2004年5月に行い、少量生産車種のエンジンから車体までの一貫生産体制を構築する。工期日程の短縮の目処が立ったため、当初夏ごろだった予定を前倒しすることになった。
 これに伴い、現在、ホンダエンジニアリング栃木技術センターで行っている少量生産車用のエンジン生産についても、鈴鹿製作所へ移管、集約することで、生産の効率化と品質の向上を図っていく。 

 鈴鹿製作所内に新設される新しい少量生産ラインは、鈴鹿製作所の既存の設備と高根沢工場から移管される専用生産設備を組み合わせることで、少量生産ながら低コストの生産体質を実現する。また、エンジンについても、鈴鹿製作所内の既存エンジン工場内に、ホンダエンジニアリング栃木技術センターで使用していた少量生産機種向けのエンジン設備を移管して活用するなど、既存の設備を有効活用することで移管に伴うコストを最小限に抑え、効率的な生産移管を実現する。 

鈴鹿製作所概要

所在地

三重県鈴鹿市

設立

1960年4月

土地面積

約1,205,000m2

従業員数

約7,300人(2004年1月末現在)

生産能力

四輪完成車

No.1ライン              1,100台/日
No.3ライン              1,100台/日
新ライン                     60台/日
合計                         2,260台/日

四輪車用エンジン

2,260台/日

生産車種

シビックシリーズ、HR-V、モビリオシリーズ、フィット、ストリーム、インテグラ、ライフ、That's 、パートナー