ニュースリリース

2004年06月29日ニュースリリース

「アコード ハイブリッド」概要

Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州 トーランス、社長:近藤 広一)は、2004年6月28日に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

<ご参考>
 アメリカン・ホンダモーターは、今年1月の北米国際自動車ショー(デトロイト)で年内の発売を発表したアコード ハイブリッドの写真を公開した。アコード ハイブリッドは可変シリンダーシステム採用のV6エンジンとIMA(Integrated Motor Assist)を組み合わせ、現行の240馬力のアコードV6エンジン以上の出力性能をコンパクトな4気筒シビックと同等の燃費で実現している。

2005年モデル アコード ハイブリッド (ボンネット透視図)

2005年モデル アコード ハイブリッド (ボンネット透視図)

 「最量販車のアコードにもハイブリッド技術を適用することは、ハイブリッド技術に対する我々のコミットメントの現れであり、より多くの消費者がハイブリッド車に目を向けるだろうと信じている。」とアメリカン・ホンダモーター副社長のトム・エリオットは語った。

 アコード ハイブリッドは、先進の高効率V6ハイブリッドシステムにより、240馬力以上の出力や実用域での高トルク特性を有し、高い加速性能や追い越し時の動力性能、クルーズ時の快適性などを実現している。加えて、可変シリンダーシステム(VCM:Variable Cylinder Management)により、クルーズ時には性能や快適性を損なうことなく、6気筒中の3気筒 を休止させ低燃費を実現した。専用装備として、リアトランクスポイラーや専用デザインアルミホイールなどを採用している。

 Hondaは1999年12月にアメリカで初のハイブリッド車インサイトを発売。2002年にはアメリカの小型車のベストセラーであるシビックにハイブリッド技術を採用した。2003年のインサイトとシビック ハイブリッドはアメリカのハイブリッド車登録の半数以上を占めている(R.L.Polk社データによる)。また、シビック ハイブリッドの販売は今年3、4、5月と3ヵ月 連続で過去最高を記録し、2004年1月から5月末までの販売は前年を約20%上回っている。