ニュースリリース

2004年01月07日ニュースリリース

氷点下始動が可能なHonda FC STACK搭載燃料電池車「FCX」2005年に日米で発売

 Hondaは、米国ミシガン州デトロイトで開催中の北米国際自動車ショー(プレスデー:1月4日~6日、一般公開日:1月10日~19日)で氷点下での始動を可能にした「Honda FC STACK」搭載の「FCX」を2005年に日米で発売すると発表した。 

箱根駅伝で大会本部車として走行する Honda FC STACK 搭載 FCX

箱根駅伝で大会本部車として走行する Honda FC STACK 搭載 FCX

 「Honda FC STACK」は、新素材の電解質膜や新しい構造の採用などにより、部品点数を従来型スタックの約半数に削減、また高効率化、耐久性の大幅向上なども実現し、将来の燃料電池車の本格的な普及時における量産性やリサイクル性なども視野においた次世代型の燃料電池スタックである。「Honda FC STACK」搭載の「FCX」は、2003年9月24日に国土交通大臣認定を取得し、日本での公道走行テストを開始し、アメリカでは2004年より公道テストを開始する。 

 また、1月2日、3日に開催された第80回東京箱根間往復大学駅伝競走において、「Honda FC STACK」搭載の「FCX」が大会本部車として往復216.4kmを走行し、低温始動性や走行性能の高さを証明した。 

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