ニュースリリース

2004年07月16日ニュースリリース

モトクロス競技専用車「CR85R/CR85R2」の 2005年型モデルを発売

 Hondaは、水冷2ストロークエンジン搭載のモトクロス競技専用車「CR85R/CR85R2」の性能を向上し、8月27日(金)より発売する。

CR85R

CR85R

「CR85R/CR85R2」は、日本はもとより世界各地で開催されているモトクロスレースに使用する競技専用車であり、過酷なレースで鍛え磨かれた技術を注ぎ込み開発したマシンである。
 今回は、カーボン製リードバルブを採用し、キャブレター型式の変更や点火装置形式のデジタル化などエンジン各部を変更。低・中速域での動力性能の向上と、ミッション各部を見直し操作性と耐久性も向上させている。
さらにCR85Rは、足回りの減衰力特性を変更することで初期の作動性を高め、操縦安定性と乗り心地の向上を実現している。
ハンドルパイプは形状を見直すことで、扱いやすいライディングポジションを実現。また、カラーリングは他のCR125RやCR250Rと同様のデザインとすることで精悍さを高めている。

車体色

CR85R/CR85R2

エクストリームレッド

販売計画台数(国内・年間)

CR85R/CR85R2 合計

250台

メーカー希望小売価格

CR85R

339,150円(消費税抜き本体価格 323,000円)

CR85R2

355,950円(消費税抜き本体価格 339,000円)

※ 価格は参考価格。

  • このCR85R/CR85R2は、公道および一般交通の用に供する場所では一切走行できません。
  • また、登録してナンバープレートを取得する事はできません。

CR85R/CR85R2 2005年型モデルの主な変更点

エンジン

シリンダーポート形状とポートタイミングおよびシリンダーヘッド燃焼室形状を変更。これに伴いエキスパンションチャンバーを新設計。また、キャブレター型式の変更やCDIのデジタル化による点火時期特性の最適化を施し、カーボン製リードバルブを採用することにより低・中速域でのトルク向上とレスポンスの向上を実現している。
ミッションは新たに設計、ギアレシオ配分を見直すことで信頼性とシフトフィーリングを向上。さらに、クラッチの摩擦材とケーブルを変更することで、操作性を向上させている。

足回り <CR85R>

サスペンションは、フロント、リアともに減衰力特性を変更し初期作動性を高め、操縦安定性と乗り心地の向上を実現している。

ライディングポジション

ハンドルの形状は高さと角度および幅を変更することで、最適なライディングポジションを実現。

主要諸元

通称名 CR85R CR85R2
型式 HE07
全長(m) 1.803 1.881
全幅(m) 0.769
全高(m) 1.126 1.170
軸距(m) 1.248 1.289
最低地上高(m) 0.311 0.353
シート高(m) 0.824 0.864
乾燥重量(kg) 66.0 68.0
エンジン型式・種類 HE07E
水冷2ストローク・ピストンリードバルブ単気筒
総排気量(cm3 84.7
内径×行程(mm) 47.5×47.8
圧縮比 8.4
最高出力(kW[PS]/rpm) 19.2[26.1]/12,000
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) 15.3[1.56]/10,500
キャブレター型式 PWK10A(メインボアФ28mm)
始動方式 プライマリーキック式
点火装置形式 電子進角CDI式デジタル点火
燃料タンク容量(L) 5.3
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式6段リターン
変速比 1 速 2.267
2 速 1.722
3 速 1.400
4 速 1.174
5 速 1.042
6 速 0.920
減速比 1次/2次 4.177/3.267 4.177/3.667
キャスター角(度) 26°51´ 27°25´
トレール量(mm) 76.7 92.3
タイヤサイズ 70/100-17 40M 70/100-19 42M
90/100-14 49M 90/100-16 52M
ブレーキ形式 油圧式ディスク
油圧式ディスク
懸架方式 テレスコピック式(倒立サス)クッションストローク275mm
スイングアーム式(プロリンク)
アクスルトラベル275mm
スイングアーム式(プロリンク)
アクスルトラベル292mm
フレーム形式 セミダブルクレードル
車体色 エクストリームレッド

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