Hondaは、船外機としては世界初のDOHC VTEC(可変バルブタイミング)機構や可変管長吸気システムを採用した4ストローク船外機「BF150/BF135」を、9月30日より全国のHonda船外機取扱店より発売する。
「BF150/BF135」は、世界で最も厳しい米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)の2008年排出ガス規制値を下回る高い環境性能を実現しながら高い動力性能と経済性、信頼性を両立している。
エンジンは、DOHC VTEC機構※1と可変管長吸気システムの採用により、高出力かつ、低回転から高回転まで広い回転域でフラットなトルク特性を実現している。また、船外機では世界初のLAFセンサー付き燃料噴射システム採用により、希薄燃焼を実現。同出力帯の従来機※2に比べ、燃費率を20%向上させた。
Hondaは、今秋までに国内で販売されるBF2(2馬力)からBF225(225馬力)までの全モデル19機種をCARB2008年規制レベルに対応させる予定である。船外機全モデルをCARB2008年規制レベルに対応させるのはHondaが初めてとなる。クリーンな船外機のシンボルマークとして、全ての国内向け船外機に「ウルトラローエミッションラベル」(右下)を貼り、世界をリードする環境先進ラインアップをアピールしていく。
5000台
(国内=200台/海外=4800台)
1,490,000円
1,590,000円
モデル | BF135 | BF150 |
全長×全幅×全高(mm) | 845×580×1,665(L) | |
トランサム高さ(mm) | L:508 XL:635 | |
エンジン形式 | 4ストローク 直列4気筒 | |
排気量(cm3) | 2,354 | |
ボア×ストローク(mm) | 87×99 | |
圧縮比 | 9.6 | |
カムバルブ機構 | DOHC4バルブ | DOHC4バルブVTEC |
連続最大出力[kW(PS)/rpm] | 99.3(135)/5,500 | 110.3(150)/6,000 |
最大トルク[N・m(kgf・m)] | 196(20.0) | 202(20.6) |
アイドリング回転数(rpm) | 750±50 | |
燃料 | 自動車用無鉛ガソリン | |
潤滑方式 | 強制圧送式 | |
冷却方式 | 水冷 | |
点火方式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | |
始動方式 | 電動スターター | |
排気方式 | 水中排気(プロペラボス排気) | |
充電性能 | 12V-40A | |
最大出力時燃料消費率g/kWh | 350 | 320 |
乾燥重量(kg:プロペラ装着時) | 220(L) |