ニュースリリース

2003年08月19日ニュースリリース

フィリピンにてマニュアル・トランスミッション新工場の稼動を開始

* Hondaのフィリピンの部品生産会社であるホンダ・パーツ・マニュファクチュアリング(本社:マニラ近郊、社長:居波治行)は、現地時間2003年8月19日(火)正午(日本時間同午後1時)以下の件を発表致しましたのでその内容をご案内致します。

 Hondaのフィリピンにおける部品生産子会社「ホンダ・パーツ・マニュファクチュアリング」は、既存工場に隣接してマニュアル・トランスミッションの新工場を建設し、8月19日に開所式典を行った。新工場の生産能力は年間14万台分で、建設にともなう投資金額は約20億円。 また、これに合わせて、今年度末までに約200名の雇用増を予定している。 

 ホンダ・パーツ・マニュファクチュアリングは、2002年7月より、既存の補修部品工場の一部を利用して、マニュアル・トランスミッションの生産を開始し、ASEAN地域内のHonda四輪工場向けに供給を行なってきた(2002年度生産実績は約1.6万台分)。今回の新工場の完成によって、03年度は約6万台分の生産を予定、欧州を中心にASEAN域外の四輪生産拠点へ向けた供給も行ってゆく。 

 Hondaは、Made by Global Hondaのコンセプトのもと、世界に広がる生産拠点の競争力を最大限に活かした、高効率かつフレキシブルな調達・生産体制の構築を進めている。今回のフィリピンにおけるマニュアル・トランスミッション新工場の稼動、およびASEAN域外への輸出開始は、そうした戦略の一環であり、Hondaは、低コストと高品質を両立できるHondaのアジア生産拠点の高い競争力を世界規模で活用し、拡大する四輪車生産に対応するとともに、一層の商品競争力向上を図って行く。

ホンダ・パーツ・マニュファクチュアリング概要

社名

Honda Parts Manufacturing Corp.

設立

1992年12月

所在地

マニラ近郊 ラグナ・テクノパーク(Laguna Technopark)工業団地

代表者

居波 治行(イナミ ハルユキ)

従業員

約330名(2004年3月予定)

資本金

8.108億ペソ(約18億円) ※1ペソ=2.2円で換算

出資比率

本田技研工業 100%

生産開始

1994年1月:四輪用補修部品
2002年7月:マニュアル・トランスミッション

生産品目

マニュアル・トランスミッション
四輪車補修用部品(主にバルクヘッドなどプレス部品)

生産能力

MT14万台分/年

以上