<ご参考>
Hondaは、6月2日、3日の二日間、鈴鹿サーキット交通教育センター(三重県鈴鹿市)において、『2003全国自動車教習所指導員安全運転競技大会』を開催する。
近年、交通安全教育は生涯教育として、免許保有者のみならず、幼児から高齢者まで幅広い年齢層を対象とし、その重要性は高まっている。それに伴い、自動車教習所の役割も免許取得時教育にとどまらず、既に免許を取得したドライバー・ライダーはもちろん、地域における安全教育の場としても、自動車教習所に対する期待は高まっている。
この『2003全国自動車教習所指導員安全運転競技大会』は、その安全教育の中核となる指導員のさらなる運転技術や指導力のレベルアップを支援するために、主にHondaの教習車や二輪、四輪シミュレーターをご利用いただいている全国の自動車教習所に参加を呼びかけ開催するもので、今年で3回目となる。競技会には71校142名の指導員が参加する。
競技*1は二輪部門、四輪部門に分かれ、選手は種目ごとに運転技術の正確さやタイムを競う。二輪部門は、一本橋、ブレーキング、コーススラローム、パイロンスラロームの4種目。四輪部門は、縦列駐車・車庫入れ、フィギア(狭路応用走行)、ブレーキング、コーススラロームの4種目となっている。表彰は二輪部門・四輪部門それぞれで4種目の総合成績を競う個人総合表彰1位~3位、および各種目(全8種目)毎に1位~6位までの表彰を行う。
Hondaはより安全な製品の提供を行うと共に、1970年に安全運転普及本部を設立し、安全運転教育に積極的に取り組んできた。現在、全国に8つの交通教育センター*2を持ち、約150人のインストラクターを擁してドライバー・ライダーの各種トレーニングを実施し、年間のべ約7万人にご利用いただいている。
より効果の高い教育を行うには質の高い指導者づくりが不可欠との考えから、Hondaのインストラクター代表による安全運転競技大会を過去6年間にわたり開催してきた。今大会はそのインストラクター安全運転競技大会のノウハウおよびHondaが長年培ってきた安全運転教育の経験をもとに教習所指導員の方を対象にして開催するものである。
全国8ヵ所(もてぎ、和光、埼玉、浜松、浜名湖、鈴鹿、福岡、熊本)にあるHondaの安全運転教育施設。企業の安全運転指導者やドライバー、ライダーを対象とした運転者講習の他、一般の四輪ドライバーを対象としたHonda・ドライビング・スクール(HDS)や二輪ライダーを対象としたHonda・モーターサイクリスト・スクール(HMS)、親子でバイクを楽しむ会等を開催している。
* 当日の連絡先:鈴鹿サーキット交通教育センター
三重県鈴鹿市稲生町7992(電話0593-78-0387)
以上