ニュースリリース

2003年01月15日ニュースリリース

Honda 中国で新型アコードの生産を開始

Hondaの中国の合弁会社である広州本田汽車有限公司(本社:中国広東省広州市、総経理:門脇轟二)は、中国時間2003年1月15日(水)午前9時30分(日本時間同午前10時30分)以下の件を発表致しましたのでその内容をご案内致します。

ご参考

 Hondaの中国における合弁会社 広州本田汽車有限公司(以下、広州本田)は、現地生産車種であるアコードのフルモデルチェンジを行い、1月15日にラインオフ式典を行なった。販売価格は、2.4L i-VTECで259,800元(約390万円)。1月25日より全国一斉に販売を開始し、年間で約70,000台の販売を見込んでいる。  (1元=15円で換算) 

広州本田製新型アコード

広州本田製新型アコード

 このアコードは、昨年9月よりアメリカで販売されている北米向け新型アコードをベースに、中国の道路事情や使用条件に合わせた仕様の変更を行ったもので、高い品質、信頼性、安全性に加えて、優れた走行性能、居住性・機能性、スポーティなスタイリングを実現している。また環境面では、燃費の向上に加えて、欧州排出ガス基準におけるEuroIIIレベルを達成している。広州本田は1999年3月の操業開始とともにアコードの生産を開始、これまでに累計で約139,000台を生産・販売しているが、今回のフルモデルチェンジにより更なる拡販を狙う。 

 また、今回の新型アコードからは、シリンダーブロックやシリンダーヘッドの塑型・加工が中国にて開始されるなど現地調達の向上も図られ、現地調達率は従来の約60%から約70%へと引上げられる。 

 広州本田は、アコードの生産に加えて2002年4月にオデッセイを追加、さらに2003年夏には小型セダン、フィット サルーンの生産も開始する予定で、年間生産能力についても、2003年2月には現在の5万台から12万台へ、2004年春には24万台へと拡大する。2002年の生産実績は 約59,000台、操業開始から2002年末までの累計生産販売台数は153,000台を超えている。 また、2003年は112,000台の生産を計画している。 

 販売面では、中国初のメーカー独自の販売・サービス店網となった「四位一体」の販売サービスネットワーク(販売・サービス・アフターパーツ・マーケット情報のフィードバック)を、2003年末までに現在の約140店から約200店にまで拡大する予定。 

新型アコード 概要

タイプ(価格)

2.0L i-VTEC (価格未定・・・3月発売予定)

2.4L i-VTEC (259,800元 1月25日発売)

3.0L V6 VTEC (価格未定・・・4月発売予定)

主要装備

5速 オートマチック・トランスミッション

EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)

運転者用・助手席用SRSエアバッグシステム

前席用サイドエアバッグシステム (3.0L V6 VTECのみ)

TCS(トラクションコントロールシステム) (3.0L V6 VTECのみ)

クルーズコントロール (2.0L i-VTECを除く)

サンルーフ (2.0L i-VTECを除く)

本革シート (2.0L i-VTECを除く)

左右独立コントロール オートエアコン

アルミホイール

イモビライザー

キーレス エントリー

広州本田汽車有限公司(Guangzhou Honda Automobile Co., Ltd.)概要

設立

1998年7月

資本金

約11.5億元

出資比率

本田技研工業株式会社 50%、広州汽車集団公司 50%

所在地

広州市

代表者

総経理 門脇 轟二

従業員

約3,000名

生産開始

1999年3月

生産車種

アコード2.0L、2.4L、3.0L V6、オデッセイ

生産能力

12万台/年(2003年2月)