ニュースリリース

2003年09月26日ニュースリリース

燃料電池車「FCX」をサンフランシスコ市に販売

Hondaの米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:近藤 広一)は、米国西部時間2003年9月25日9時に以下を発表いたしましたので、その内容をご案内致します。 

    アメリカン・ホンダモーターは、燃料電池車「FCX」2台をサンフランシスコ市にアメリカ合衆国での2番目の顧客として販売すると発表した。

 サンフランシスコ市長のブラウン氏は「水素を燃料とする燃料電池車の実用化においてリーダーシップを取ることができ、サンフランシスコ市にとって本日は大変有意義な日である。Hondaの燃料電池車購入により、サンフランシスコ市を水素都市にするという我々のコミットメントが現実のものとなった。」と語った。

 アメリカン・ホンダモーターの代替燃料プログラムのシニア・マネージャー グンナー・リンドストロームは「サンフランシスコ市にHondaの燃料電池技術の顧客となっていただき、大変光栄に思っている。サンフランシスコ市のリーダーの方々が環境と水素の未来に投資していることは大変すばらしいことだと考える。」と語った。

 Hondaは、米国における販売の要件である米国環境保護庁(Environmental Protection Agency:EPA)とカリフォルニア大気資源局(California Air Resource Board:CARB)の認定を燃料電池車として世界で唯一取得している。2002年12月2日には、内閣府とロスアンゼルス市に「FCX」を1台ずつ同日納車した。日本では経済産業省、環境省に続き、2003年7月に世界で初めての民間企業への納車を岩谷産業株式会社に行い、合計4台販売している。アメリカにおいては、すでにロスアンゼルス市と5台のリース販売を契約しており、今回サンフランシスコ市とあわせ合計7台となる。