ご参考

　アメリカン・ホンダモーターは、カーシェアリングプログラムを行っているFlexcarが、シビック ハイブリッドを28台購入したと発表した。24台はロスアンゼルス地域、4台はサンディエゴで使用し、Flexcarが南カリフォルニア地域で使用する車両はすべてシビック ハイブリッドとなる。

　「南カリフォルニアは、交通渋滞と大気の質の問題に対処するために、カーシェアリングと高効率でクリーンなハイブリッド車を組み合わせたこのプログラムを実施するのに大変適した地域である。ロスアンゼルス市とサンディエゴ市の住民に新しく革新的な交通手段を提供する、この様なプログラムの一員となり、大変光栄である。」とアメリカン・ホンダモーター　バイスプレジデントのダン・ボナウィッツは語った。

　シビック ハイブリッドは、インターフェースボックス、携帯電話アンテナ、カードリーダーなどFlexcarのテレマチックシステムが装着されている。HondaとFlexcarが共同開発したシステムは、フレキシブルで、最新の探知システムやインターネットベースの電話予約システムを持つ、便利で安全性の高いシステムである。

　2003年モデルのシビック ハイブリッドは、カリフォルニア大気資源局（California Air Resource Board：CARB）より、Advanced Technology PZEV（Partial-Credit Zero Emission Vehicle：ゼロ排出ガス車として部分換算される先進技術搭載車）としてハイブリッド車として米国初の認定を取得している。

　Flexcarは、シアトルに本社を持ち、大都市でカーシェアリングプログラムを実施している。会員は、使用する時間単位で料金を支払う。一方、Flexcarは会員用車両を所有し、ガソリン代、駐車料、保険料を支払い、車両メンテナンスを行う。