Hondaは静岡県引佐郡細江町の浜名湖畔にある浜松製作所細江工場(船外機生産工場)の隣接地に建設を進めてきた交通教育センターレインボー<浜名湖>がこのほど完成し、4月21日より営業を開始すると発表した。運営は(株)レインボーモータースクール(本社 埼玉県和光市:社長 入野𠮷勝、資本金8千万)があたり、安全運転普及本部はこれをサポートしていく。
この交通教育センターレインボー<浜名湖>は国内9番目の交通教育センターであり、これまで31年間にわたって積み重ねたHondaの安全運転教育ノウハウをベースに、お客様により納得いただけるよう「データを基に、お客様1人1人が自らの運転を振り返り、苦手部分や弱点に気付くことで日常の運転に役立つような価値を提供する」という新しいコンセプトで作られた。
交通教育センターレインボー<浜名湖>の特徴は
これらの収集されたデータは事務所のパソコンに集められ、アドバイスシートとして受講者に手渡すことができるとともに、過去の受講データと比較することができ、苦手部分や指導による改善点を把握することができる。
交通教育センターレインボー<浜名湖>は地域に根差した交通教育センターとして周辺地域からのご来場を見込んでおり、他の交通教育センターと同様、企業のドライバー、安全運転管理者向けの研修や一般のドライバー、ライダー向けのスクールなどを実施する。
初年度3千人、2004年度には4千人の動員を目指している。
今後ここで蓄積した教育ノウハウとデータはHondaの他の交通教育センターとも共有し、さらに多くのお客様に喜んでいただける質の高い安全教育を多くのお客様に提供していきたい。
Hondaはより安全な製品を提供することはもちろん、1970年にはホンダ安全運転普及本部を設立し、安全教育や安全運転啓発活動に積極的に取り組んできた。その実践活動の拠点として交通教育センターを持ち、一般ドライバーをはじめ、企業、官公庁の安全運転指導者に対し安全教育を実施しており、今までに指導者を14万人育成し、404万人の方に受講いただいた。
浜松製作所 細江工場敷地内(静岡県引佐郡細江町気賀5200-5)
5.7億円
5.7億円 |
約104,400m2(内管理棟960m2)
江原 幸雄(交通教育センターレインボー浜松 所長兼務)
四輪車24台、二輪車81台
ドライビングシミュレーター、ライデングシミュレーター 各1台
10名(交通教育センターレインボー浜松のインストラクター兼務)
ブレーキングコース、周回コース(全長1キロ)、低μ路コース、バリアブルコース、模擬市街地コース、反応回避コース、バランスコース、オフロードコース等