ニュースリリース

2002年04月10日ニュースリリース

Honda 中国でオデッセイを生産

  • 本田技研工業(株)の中国の合弁会社である広州本田汽車有限公司(本社:中国広東省広州市、総経理:門脇轟二)は、中国時間2002年4月10日(水)午前9時30分(日本時間同午前10時30分)以下の件を発表致しましたのでその内容をご案内致します。

ご参考

 Hondaの中国における合弁会社 広州本田汽車有限公司(以下、広州ホンダ)は、アコードに続く中国現地生産車の第二弾としてオデッセイの生産を開始、4月10日にラインオフ式典を行なった。年間販売計画は14,000台、販売価格は29万8千元(約474万円)で、4月18日より全国一斉に販売を開始する。



(*1元=約15.9円 2002年4月9日現在)

 このオデッセイは、現在日本で販売されている二代目オデッセイをベースに、中国の道路事情や使用条件に合わせた仕様の変更を行ったもの。多人数乗りでありながら、乗用車の動力性能や快適性を備え、平日のビジネス・ユースから週末のファミリー・ユースまで幅広いニーズに応えるMUV(マルチ・ユーティリティ・ビークル)として、拡大する中国乗用車市場での拡販を狙う。なお、このオデッセイに搭載されるエンジンおよびオートマチック・トランスミッションは、広州ホンダに隣接するHondaのエンジン生産拠点、東風本田発動機有限公司にて生産される。

 広州ホンダの四輪車生産・販売は、1999年3月の生産開始以降、当初計画を上回るペースで拡大し、2002年3月には累計生産・販売台数が10万台を超えた。2001年の生産実績は51,153台、2002年は当初計画の55,000台から今回上方修正し59,000台の生産を目指す。年間生産能力についても、2002年度末までに現在の5万台から12万台へと増強する。

 また、中国初のメーカー独自の販売・サービス店網となった「四位一体」の販売サービスネットワーク(販売・サービス・アフターパーツ・マーケット情報のフィードバック)は、2002年末までに現在の約110店から160店にまで拡大する。

広州ホンダ・オデッセイの主な標準装備

  • 2.3リッター VTECエンジン(4気筒)最大出力110kW
  • 4速オートマチック・トランスミッション(Sマチック)
  • EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS(4輪アンチロックブレーキシステム)
  • 運転者用・助手席用i-SRSエアバッグシステム
  • デュアル・オートエアコンディショナー
  • クルーズコントロール

広州本田汽車有限公司概要(Guangzhou Honda Automobile Co., Ltd.)

設立

1998年7月

資本金

1億3,994万米ドル

出資比率

本田技研工業株式会社 50%
広州汽車集団公司 50%

所在地

中国広州市

代表者

総経理 門脇轟二

従業員

約2,400名

生産開始

1999年3月

生産車種

アコード2.0、2.3、3.0V6、オデッセイ

東風本田発動機有限公司(Dongfeng Honda Engine Co., Ltd.)

設立

1998年7月

資本金

6,006万米ドル

出資比率

本田技研工業株式会社 50%
東風汽車公司 50%

所在地

中国広州市

代表者

総経理 杉山 清

従業員

約500名

生産開始

1999年3月

生産車種

アコード、オデッセイ用エンジン/オートマチック・トランスミッション