ご参考
Hondaの中国における合弁会社 広州本田汽車有限公司(以下、広州ホンダ)は、アコードに続く中国現地生産車の第二弾としてオデッセイの生産を開始、4月10日にラインオフ式典を行なった。年間販売計画は14,000台、販売価格は29万8千元(約474万円)で、4月18日より全国一斉に販売を開始する。
(*1元=約15.9円 2002年4月9日現在)
このオデッセイは、現在日本で販売されている二代目オデッセイをベースに、中国の道路事情や使用条件に合わせた仕様の変更を行ったもの。多人数乗りでありながら、乗用車の動力性能や快適性を備え、平日のビジネス・ユースから週末のファミリー・ユースまで幅広いニーズに応えるMUV(マルチ・ユーティリティ・ビークル)として、拡大する中国乗用車市場での拡販を狙う。なお、このオデッセイに搭載されるエンジンおよびオートマチック・トランスミッションは、広州ホンダに隣接するHondaのエンジン生産拠点、東風本田発動機有限公司にて生産される。
広州ホンダの四輪車生産・販売は、1999年3月の生産開始以降、当初計画を上回るペースで拡大し、2002年3月には累計生産・販売台数が10万台を超えた。2001年の生産実績は51,153台、2002年は当初計画の55,000台から今回上方修正し59,000台の生産を目指す。年間生産能力についても、2002年度末までに現在の5万台から12万台へと増強する。
また、中国初のメーカー独自の販売・サービス店網となった「四位一体」の販売サービスネットワーク(販売・サービス・アフターパーツ・マーケット情報のフィードバック)は、2002年末までに現在の約110店から160店にまで拡大する。
1998年7月
1億3,994万米ドル
本田技研工業株式会社 50%
広州汽車集団公司 50%
中国広州市
総経理 門脇轟二
約2,400名
1999年3月
アコード2.0、2.3、3.0V6、オデッセイ
1998年7月
6,006万米ドル
本田技研工業株式会社 50%
東風汽車公司 50%
中国広州市
総経理 杉山 清
約500名
1999年3月
アコード、オデッセイ用エンジン/オートマチック・トランスミッション