ニュースリリース

2002年03月27日ニュースリリース

新型ライトトラック Honda「Element」を ニューヨーク国際自動車ショーで発表

本田技研工業(株)の米国現地法人であるアメリカン・ホンダモーター(本社:カリフォルニア州トーランス、社長:雨宮 高一)は、2002年3月27日午前6時(米国東部時間)に以下を発表致しましたので、その内容をご案内致します。

ご参考

(ニューヨーク 3月27日)
 アメリカン・ホンダモーターは、ニューヨーク国際自動車ショー(プレスデー:3月27~28日、一般公開日:3月29日~4月7日)において、新型ライトトラックHonda「Element」量産前プロトタイプを発表した。

Honda「Element」量産前プロトタイプ

Honda「Element」量産前プロトタイプ

 Honda「Element」は、2001年の北米国際自動車ショーにて発表され、高い評価を得たコンセプトモデル「Model X」をベースに、ピックアップトラックとSUVの優れた要素を融合させ高い機能性を具現化させたモデルとして北米の研究開発拠点であるHonda R&D Americas, Inc.にて開発された。 

 開発コンセプトは、米国に7,100万人強の人口とされる「Y世代(ジェネレーションY)」をターゲットに、アウトドアライフを楽しむ活動的な若者の為の、大学寮の部屋やベースキャンプになるような、楽しく開放的で機能的なクルマである。乗車定員4名の室内空間は、多彩なシートアレンジによりサーフボード、マウンテンバイク、スノーボードなどのようなアウトドア用品が容易に収納でき、センターピラーレス構造と観音開きのサイドドアの採用で大きな荷物の積み下ろしも容易である。 

 プラットフォームはホンダ・グローバル・コンパクト・プラットフォームを採用、エンジンは最高出力160馬力の2.4L DOHC i-VTECエンジンを搭載している。前輪駆動と四輪駆動(リアルタイム4WD)、それぞれ5速マニュアルトランスミッションと4速オートマティックトランスミッションが用意される。 

 発売は2002年12月、初年度は約50,000台の販売を計画しており、価格帯は16,000ドルから21,000ドルの予定。生産は米国オハイオ州のHonda of America Mfg, Inc.のイーストリバティ工場で行われる。

主要諸元

エンジン

最高出力160馬力の2.4L DOHC i-VTEC

トランスミッション

5速マニュアルトランスミッション/4速オートマティックトランスミッション

乗車定員

4名

駆動方式

前輪駆動/リアルタイム4WD