ニュースリリース

2002年01月15日ニュースリリース

インドの二輪車事業の拡大展開について

  • 本田技研工業(株)とそのインドの合弁会社であるヒーローホンダ、子会社であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアは、ニューデリーにてインド時間2002年1月15日午後12時30分(日本時間同午後4時00分)に以下を発表いたしましたのでその内容をご案内いたします。

<ご参考>
 Hondaとインドにおける合弁会社であるヒーローホンダ、および子会社であるホンダモーターサイクルアンドスクーターインディア(以下、HMSI)は、昨年4月発表時の2003年度計画を1年前倒しし、2002年度で175万台を生産販売する計画を発表した。

 ヒーローホンダは主力モデル「スプレンダー(SPLENDOR)」や新型モデル「パッション(PASSION)」が好調で、2001年の二輪車販売は過去最高の130万台を記録した。
 またヒーローホンダは今後の新商品の投入をはじめとした生産の拡大を鑑み、第三工場建設の検討を開始した。 

 HMSIは昨年7月に販売を開始した第一号モデル「アクティバ(ACTIVA)」が好調で、2001年に32,000台を販売した。さらに今年半ばには若い世代をターゲットとした新しいコンセプトのスクーターの発売を予定している。
 HMSIは生産拡大に向けHMSIの隣接地を取得し、現在12万台の生産能力を2003年までに2倍強の25万台としていく。 

 今後もヒーローホンダとHMSIは共存共栄のスタンスで、研究・開発・生産の分野において協力し、お客様に満足いただく商品を提供することで、更なる二輪事業の拡大を図る。

ヒーローホンダ概要(Hero Honda Motors Ltd.)

設立

1984年1月

資本金

3億9,937万5千ルピー(約11.6億円)

出資比率

本田技研工業株式会社

26%

ヒーローグループ(Hero Group)

26%

その他(上場分)

48%

所在地

インドニューデリー市

代表者

社長 ブリジモハン・ラル(Brijimohan Lall)

従業員

約3,800名

生産能力

140万台

主要生産機種

スプレンダー(Splendor)100cc、パッション(PASSION)100cc、CD100、CBZ、STREET、ジョイ(JOY)

ホンダモーターサイクルアンドスクーターインディア概要

(Honda Motorcycle&Scooter India(Private)Ltd.)

設立

1999年10月

資本金

23億6,300万ルピー(約68.5億円)

出資比率

本田技研工業株式会社 100%

所在地

インドデリー近郊ハリアナ州グルガオン地区

代表者

社長 滝口 晴夫

従業員

約760名

生産能力

12万台

生産機種

アクティバ(ACTIVA)

(*1ルピー=約2.9円 2002年1月11日現在)