四輪製品ニュース
2002年2月7日
新型軽乗用車「That’s」を新発売
Hondaは、新型軽乗用車「That's」(ザッツ)を2月8日(金)より全国のホンダプリモ店から発売する。
That'sは、「さりげなく使える日常的な身の回りのモノ」をコンセプトに開発された、シンプルで使いやすく、スマートで個性的な新提案型軽マルチワゴンである。
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角に丸みをもたせたシンプルで都会的な“ラウンドスクエアデザイン”採用の外観 |
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視界にも優れた広く一体感のあるガラスエリア(サイドウインドウ、リアクォーターウインドウ) |
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シルバーとブラックの色調に、メタリック塗装を施したインストルメントパネルや美しい光沢感のあるシートファブリックなどを採用した、心地よく広々とした室内空間 |
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クラストップレベルの低燃費19km/L※1(That's FF車)と静かで快適な走り |
※1 10・15モード走行燃料消費率/国土交通省審査値 |
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全14タイプの豊富なボディカラーバリエーション |
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Honda独自のGコントロール技術に基き、世界最高水準を目指した新・衝突安全設計ボディ。
運転席、助手席ともにJ-NCAP☆☆☆☆(4スター)レベル※2を達成。 |
※2 社内測定値 |
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軽量・高剛性ボディによる高い衝突安全性能と歩行者傷害軽減ボディ |
○ |
全タイプ、国土交通省「優−低排出ガス」認定を取得し、平成22年燃費基準にも適合(That's FF車) |
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That's(メーカーオプション装着車) |
ネーミングの由来: |
若い人たちの日常生活の中で、お気に入りのモノを選ぶような感覚でクルマも選んでほしい。そんなクルマと人との新しいつきあい方の提案として『あれだッ。』と思わず言ってしまうような親しみを持てる存在のクルマになれれば、という気持ちを込めました。 |
●全国メーカー希望小売価格(消費税含まず、単位:千円)
タイプ |
エンジン |
トランスミッション |
駆動 |
価格 |
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That's |
660cc ハイパー 12バルブ |
コラムシフト 3AT |
FF |
1,034 |
◎ |
4WD |
1,154 |
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That's TURBO |
660cc ハイパー 12バルブ インタークーラー ターボ |
FF |
1,169 |
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4WD |
1,289 |
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「グリーン税制」による「低燃費車特例」の優遇税制対象車(That's FF車)。取得税9千円減額
「グリーン税制」: |
平成13年4月より施行。この制度により、国土交通省の「低排出ガス」認定車で、かつ平成22年燃費基準に適合する自動車は、自動車取得税および自動車税の減税措置を受けることができる。但し、軽自動車については、自動車税は軽減対象外になる。 |
*外装色ブリリアントホワイト・パール塗装車は20千円高で設定。
<主なメーカーオプション>
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EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS+ブレーキアシスト 40千円高(That's TURBOは標準装備) |
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Aパッケージ(プライバシーガラスとのセット装着) 75千円高(プライバシーガラス 25千円を含む)
オートエアコンディショナー、ボディ同色電動格納式リモコンドアミラー、昼夜切換え式ルームミラー、運転席側バニティミラー付サンバイザー |
・ |
ポップカラー・コンポーネント 50千円高
ベースカラー(サテンシルバー・メタリック)+ポップカラーとの組み合わせ7タイプを用意。
専用色フロント/リアバンパー、専用色サイドシルガーニッシュ、専用色ドアハンドル/テールゲートアウターハンドル、専用色That'sデカール |
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プライバシーガラス(リアドア/リアクォーター/テールゲート) 25千円高 |
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AM/FMチューナー付MDプレーヤー&インダッシュ6連奏CDチェンジャー(時計機能付)+ハイグレード4スピーカー 65千円高 |
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13インチアルミホイール That's 35千円高 / That's TURBO 30千円高 |
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オーディオレス仕様は20千円引き |
<ボディカラー 全14タイプのバリエーション>
スタンダード(全7色を設定)
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クリオネシルバー・メタリック(新色)、タフタホワイト、ブリリアントホワイト・パール、サテンシルバー・メタリック、アイスブルー・メタリック、ライラックシルバー・メタリック、ナイトホークブラック・パール |
ポップカラー・コンポーネント(全7色を設定)
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*ベース(サテンシルバー・メタリック)+ポップカラー7色
アイリスレッド・パール、アクアブリーズオパール・メタリック、ベリーパープル・メタリック、クリスタルターコイズ・メタリック、マスカットシルバー・メタリック、ストームシルバー・メタリック、スマッシュオレンジ・パール |
<That's TURBOの専用標準装備>
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EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS+ブレーキアシスト |
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大型フットレスト |
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ベンチレーテッド・ディスクブレーキ(フロント) |
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エキパイフィニッシャー(大径タイプ) |
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13インチタイヤ+フルホイールキャップ |
●「That's」の主な特長
[エクステリア]
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Simple-hearted Style(気取らないスタイル)をコンセプトに、さりげなさに徹底的にこだわり、気取らず、飾らず、さりげない、mono感覚をカタチにした。 |
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「シンプル」「力強さ」「遊びごころ」を表現した“ラウンドスクエアデザイン”(角を丸めた箱)をボディフォルムから、ヘッドライト、ドアミラーなどにいたるまで採用。 |
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サイドウインドウやリアクォーターウインドウによる、長く一体感のあるガラスエリアは、広い室内空間の心地よさと同時に優れた運転視界を確保。 |
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ヘッドライト、ターンシグナルランプなどを一体化し、ワイド感を強調した横長デザインのスリークヘッドライト。 |
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ボンネットがしっかり見えることで、運転がしやすく、気取らずシンプルなデザインのフロントノーズ。 |
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やさしくすっきりとした形状のリアコンビネーションランプ。 |
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ボディカラーは、光によって色調が変わる新色クリオネシルバー・メタリックを含め、14タイプのカラーバリエーション(スタンダード7タイプ+ポップなツートーン7タイプ※3)を設定。 |
※3 メーカーオプション |
[インテリア]
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自分の時間を大切にしたくつろぎのスペースとして、「シンプル」、「使いやすさ」、「スマート」な機能的で居心地のよい室内。 |
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余計なものは置かないシンプルさ、シルバーとブラックの色調でまとめ、都会的空間をイメージしたインテリア。 |
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部屋の壁として見立て、素材感を活かした質感の高いドアライニング。 |
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シンプルなテーブルをイメージした、メタリック塗装のシャープな「デスクトップ・インパネ」。 |
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デスクに置かれた感覚のセンターパネルと見やすい発光指針式メーターを採用した単眼メーター。 |
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チェア感覚の心地よさにこだわったシートデザインと美しい光沢感のあるシートファブリック。 |
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遊びごころをワンポイントで表現した、「That's」のシート・ネームタグ。 |
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多機能のフロントカップホルダー(リバーシブルトレイ付)。 |
[パッケージ]
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テーマ:乗って感じる、自分基準の心地よさ、くつろぎと使いやすさの「ファーストカー・パッケージ」 |
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ドライバーが「自分のための空間」と感じられるように、キャビンのルーフ四隅をドライバーから可能な限り遠ざけ、頭まわりの広さを実現し、空間の「広さ感」を追求。 |
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ルーフライニングとインテリアトリムを結ぶ部分に角をつくり、境を明確にしたことで、広がりと同時に部屋感覚を演出。 |
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フィット感、ホールド性など機能的な椅子の心地よさを追求したフロントシート。 |
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シートバックのフレームに、曲げ構造を採用した新開発の薄型フレームにより、リア席の膝まわりのゆとりを確保。 |
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目的に合わせて自在に変えられる、便利なシートアレンジ。 |
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段差を最小限に抑えた、フラットで使いやすいラゲッジルーム。 |
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楽に乗り降りができる高めの着座位置とフラットフロア。 |
[パフォーマンス]
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テーマ:走って感じる、機敏でスムーズな行動力、熟成を極めた上質な走り |
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力強さ、低燃費、低排出ガス、静粛性能のすべてを高次元でバランスした高性能エンジン 日常でのスムーズな走りを重視したハイパー12バルブエンジン(That's)と、ターボチャージャーと大型インタークーラーをつけ、レスポンスが良く、低速から高速まで自然で力強い走りを実現した、ターボエンジン(That's TURBO)の2タイプを設定。
最高出力 47kW[64PS]/6,000rpm※4 最大トルク 93N・m[9.5kg・m]/4,000rpm※4(That's TURBO) |
※4 はネット値 |
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バルブリフトタイミングの最適化や、遮音、吸音を高める防音材の配置などにより、クラストップレベルの静粛性能を実現。 |
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路面の変化にも安定感のあるリア・サスペンンションの採用、ダンパーの減衰力の最適化により、ゆったりとした乗り心地を実現。 |
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車両重量をかえずにキャビンを大きくし、衝突安全性能と軽量・高剛性を実現した、優れたボディ性能。 |
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シンプルな面構成と角を丸めたラウンドスクエアデザインなどによる、優れた空力性能。 |
[安全性能]
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Honda独自のGコントロール技術に基き、「傷害値の低減」と「生存空間の確保」を高水準で両立する、世界最高水準を目指した新・衝突安全設計ボディ。
運転席、助手席ともにJ-NCAP☆☆☆☆(4スター)レベル※2を達成。 |
※2 社内測定値 |
前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、側面55km/h、後面50km/hの衝突に対応。 |
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フロントピラー、センターピラーの断面の大型化や、軽量で高強度の高張力鋼板の採用などにより、優れた衝突安全性能。 |
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歩行者の頭部や脚部に対する衝撃吸収構造を採用した、歩行者傷害軽減ボディ。 |
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室内のル−フサイド、各ピラー内部に衝撃吸収材を内蔵した、乗員頭部衝撃保護インテリア。 |
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EBD(電子制御制動力配分システム)付ABS+ブレーキアシストを標準装備(That's TURBO)。 |
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全タイプ、運転席及び助手席用SRSエアバッグシステムを標準装備。 |
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ISO FIX対応チャイルドシート固定専用バー(リア左右席)を標準装備。 |
[環境性能]
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排出ガス中の大気汚染物質(HC、NOx)を大幅に低減。平成12年度排出ガス規制値の50%以下まで低減したクリーン性能を実現し、全タイプ、国土交通省「優−低排出ガス」認定を取得。 |
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クラストップレベルの19.0km/L※1(That's FF車)の低燃費を達成し、平成22年燃費基準に適合。 |
※1 10・15モード走行燃料消費率/国土交通省審査値 |
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生産段階からリサイクルを考慮し、室内成型部品のほとんどにリサイクル性に優れたオレフィン材を使用。クルマ全体で90%以上※5のリサイクル可能率を達成。 |
※5 Honda独自の算出方法による |
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クランクシャフトに鉛を抜いた特殊鋼を採用するなど、クルマ全体における鉛の使用量を96年レベルの1/3以下に削減。 |
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